【パパの育児奮闘記】ミルク? 眠い? 赤ちゃんが泣く理由とメッセージ
2018/12/04
昼夜を問わず、我が家に響き渡る大きな泣き声。生まれたばかりの赤ちゃんは、泣くことでしか何かを訴えられない。ミルクが欲しいのか、眠いのか、それともどこかが痛いのか……。パパが理解しておきたい赤ちゃんからのメッセージとは? 連載育児小説「野郎のための妊娠ガイド」第13章。
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赤ちゃんが伝えたい
メッセージ
「なんだい、ベイビー。ミルクを頂けないかしらって? それから、抱っこして優しく揺ら揺らして、公園へお散歩に行く前にちょっとおねんねしてもいいかって?」。
赤ちゃんがこんなだったらいいんだけど、実際は、「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。(息継ぎ)」の繰り返し。泣いて、泣いて、泣き続ける。しかも、君や彼女がちょっと睡眠を取ろうと目をつむると必ず始まると言っていいくらいだ。
赤ちゃんは自分では何もすることができないから、必要な食べ物や、温度調整、快適さを与えてくれる他の誰かを(その誰かとはパパとママに他ならないが)頼りにするしかないんだ。泣くことは、何が必要なのかを伝える赤ちゃんなりの手段。それもこれも、あと1年くらいだから頑張るしかない! 数週間もすれば、泣き声のトーンや音程の違いだけで、何をしてもらいたいのかだいたい見当がつくようになるよ(必ず当たるとは限らないけどね)。君はそのメッセージに応じて適切な処理をしていけばいいんだ。
お腹を空かせて泣いているときの対処は簡単。母乳授乳の赤ちゃんならママにお願いして、粉ミルク授乳なら、人肌に温めてから哺乳瓶で与えよう。たとえ空腹が原因ではなかったとしても、ミルクを飲んでいる間は平和がやってくる。