遊び方がわからないパパ必見! 子供と一緒に楽しめる”室内レク”7選
2018/12/05
遊びは与えられるものではなく、自分で作るもの。子供にはそれを伝えたい。「パパがいればオモチャなんていらない!」と子供に言われるほどの父親になれる、遊び方のバリエーションを7つご紹介!
父親が真剣になって遊べば
子供の地頭が鍛えられる
夢中になって遊ぶこと自体が子供の創造力を伸ばす。算数のセンスも、論理的思考力も、コミュニケーション能力も、「生きる力」のほとんどは、遊びの中で培われる。遊びの経験が豊富な子供は地頭が良くなるのだ。子供にとって遊びとは単なる時間つぶしではない。究極の脳トレなのだ。
妻からすれば「一緒に遊んでるだけじゃない……。少しは育児らしいことをしてよ」と思うかもしれない。しかし、父親が子供に負けないくらい真剣になることは、小学生になってから塾に通うことより、はるかに高い教育効果を子供にもたらすのだ。これが父親流の“英才教育”。どんどんやろう!
①ブロック遊び
立体的なおもちゃは父親の得意分野
どういうわけか男は立体的なおもちゃが好きだ。一説には男女の脳の構造の違いによるとも言われている。立体的なおもちゃといえば、積み木、ブロックなど。プラレールで立体交差する線路を設計するのも父親の得意分野だろう。
積み木やブロックで遊ぶ経験は子供の数学的図形センスの土台となったり、先を見通す段取り力を身に付けることになったりする。
そういう意味では、積み木やブロックはなるべくシンプルな方が望ましい。木やプラスチックの“ただの固まり”から、乗り物や動物など何か別のものを創ろうとする力それこそが、父親が伸ばしてあげるべき「創造力」なのだ。
②リサイクル工作
ゴミをオモチャに変える体験を
「パパ、オモチャ欲しい!」と言われた時、「この前も買ったからダメ!」と返して終わりか、「いいよ! ダンボールで一緒に作ろう!」と応えられるかが大きな分かれ道だ。廃品を利用することで、我が子へエコの大切さも説くことができる。手の込んだものでなくていい。何を作ろうかと考えること自体が子供の創造力を伸ばす。
③DIY
「ないものは作ればいい」の
精神を子供に伝えよう
昔は、ちょっとしたものなら自分で作れてしまう人が多かったが、今は色んなものが安く手に入るため、わざわざ自分で何かを作ることはめったにない。簡単にものが手に入るようになった一方で、モノを生み出す欲が廃れようとしている。
子供と一緒にわざわざ手間暇かけてものを作るのには、現代人が忘れかけている大事な精神を子供に伝える意味がある。最近ではキッズでも安全にDIYを入門できるワークトイもあるというから利用しない手はない。
④楽器
演奏はできなくても
楽器で遊ぶことはできる
ギターやピアノの腕に覚えがあるのなら、小さな頃から生の音を聴かせてあげよう。きっと子供は「自分もいつかは弾けるようになりたい」と思うはず。音楽は苦手という父親でも、太鼓など簡単な楽器で遊びながら、いろいろな音を出すだけで、音楽の楽しさを伝えることはできる。父親が全く初めての楽器を練習しているのを見れば、「パパにも苦手なものはあるけれど、練習すれば必ずできるようになるんだ」ということを示すことができる。
⑤昔ながらの遊び
父親が華麗な技を見せれば
子供もやってみたいと思う
剣玉やコマ回し、お手玉、あやとりなどの昔遊びには、手先の微妙な制御を身に付けたり、リズム感を養ったり、子供の脳を鍛える効果があった。現代の子供たちは、このような遊びをしないから手先が不器用なのだとも言われている。電気仕掛けのオモチャで遊ぶばかりでなく、昔ながらの遊びも子供との遊びに取り入れたい。
これらのオモチャは、ただ子供の目の前に置いておいてもダメ。親が華麗な技を見せることで子供は初めて「やってみたい!」と思うのだ。あやとりやお手玉は妻に任せてもいいだろう。剣玉やコマ回しこそが父親の手本の見せどころ。そのために、必要ならば影で練習するのも現代の父親の責務かもしれない。