家事のプロ直伝! 普段より1時間早く家事を終わらせるテクニック
2018/10/02
家事のプロ直伝!
ゆとりを叶えるテクニック
高橋ゆき氏いわく、家事に”ゆとり”をもたらすポイントは下記の通り。
1.スケジュールを立てること
今日何を済ませるのかをまず整理し、作業に取り掛かるべきだという。それだけでも効率的に作業を進める一助になるという。
2.家事代行を活用したり家族で分担するなど、家事をアウトソースすること
近年活用する家庭も増えている家事のアウトソース。これは費用を支払ってどこかに依頼をするという概念だけではなく「自分がすべてしなくては……」と思いつめがちなママが、パパや祖父母に気軽に作業分担をするということも含む。パパ達も積極的に自分のできる作業を増やしていくべきだ。むしろ、夫婦の作業量がイーブンであるレベルが理想的。
3.時短よりもゆとりを生み出すために、家事をショートカットできるグッズを使うこと
家事のショートカットとは「しなくてもいい作業をせず、同じ作業の所要時間を減らす」ことだ。合理的なショートカットグッズが近年どんどん出現している。FQ読者のパパたちならば、最先端の情報を仕入れ、即座に取り入れてしかるべきだろう。
華麗に家事をショートカット!
育児世代に必須のアイテムたち
P&G『アリエール ジェルボール3D』『ボールドジェルボール3D』
昨年、日経トレンディーの「2017年ヒット商品ベスト30」に洗濯関連商品として唯一選出された(第19位)、「0.3 秒に1個売れている『ジェルボール3D』シリーズ」は、洗濯のショートカットを叶える商品。”1度の洗濯で必要な量の洗剤”が既にボールに収まっているので計量する必要がない。まさに、洗濯のときは洗剤量を計るという”今まで当たり前だと思っていた作業をショートカット”できる家事アイテム。
しかも、編集者が数度家族の洗濯に試用してみたところ、以前使っていた別の洗剤ではたまにデニムなどについていた「洗剤残り」がまったくなかったのも感動だ。
『乳児用液体ミルク』
育児の手間を省く今年注目のアイテム『液体ミルク』。あらかじめ調乳済みのミルクが液体で販売されており、お湯や水に溶かして薄める必要もなく、授乳までの手順が非常にシンプル。そのまま与えられるので時間がかからず、お腹をすかせて泣く赤ちゃんを待たせずに済む。
この秋、厚生労働省から発売認可がおりたため、安心の日本メーカーからの発売も期待される。
関連記事:粉ミルクより断然便利! 日本で解禁された「液体ミルク」のメリット
プロフィール
高橋ゆき氏
家事代行サービスの株式会社ベアーズ取締役副社長としてキッズからシニアまで暮らしの向上を研究し、家事のスペシャリストとしてテレビ・雑誌などで幅広く活躍。おそうじは、”楽ラク(楽しく、楽に)キレイ”をテーマに、身近にあるもので様々なアイディアグッズを開発。また、お掃除を、生活の知恵を伝える場であり、親子とのコミュニケーションの場でもあるとして、親子で夫婦で楽しめる家事コミュニケーションを提唱。 2015年 には世界初の家事大学設立、学長として新たな挑戦を開始。2016年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも家事監修を務め、書籍「楽ラク掃除の基本」(学研プラス)は、好評発売中。