1時間250円でベビーシッターを利用可能に、都が新たな待機児童対策
2018/08/17
東京都は、ベビーシッター利用者の支援事業を2018年度中にスタートする。0~2歳児の待機児童などが対象で、1時間あたり250円でベビーシッターを利用できるようになる見通しだ。
対象年齢は2歳まで
利用時間は1日8時間まで
東京都は、待機児童対策の一環として、ベビーシッターの利用者を支援する。利用料金の大部分を東京都が負担し、利用者は1時間あたり250円(税込み)でベビーシッターを利用できるようになるという。
児童の対象年齢は0~2歳で、支援対象となるのは以下の場合など。
●保育認定を受けたにもかかわらず、保育所などに入れずに、子供が待機児童となっている場合
●保育所への入所申し込みをせず、保護者が育児休業を1年間取得してから復職する際、子供が保育所などに入るまでの間
利用上限時間は、児童1人あたり1日8時間かつ月160時間まで。超過する場合は、利用者の全額負担となる。
東京都は、既にベビーシッター事業者の募集を開始している。こののち、事業者の審査・認定と、ベビーシッター対象の研修などを経て、実際に支援事業が開始されるのは12月以降になる見通しだ。
ベビーシッター利用支援事業の仕組み(出典:東京都福祉保健局)
1時間250円で、東京都の研修を受けたベビーシッターが利用できるとなれば、パパママには心強い味方となりそうだ。
DATA
東京都福祉保健局
ベビーシッター利用支援事業 参画事業者募集