FQオムツはずれ教習所!カギはアクションの繰り返し
2018/06/27
梅雨明けももうすぐ。身も心も軽くなる季節がやってくる。海やプールデビューもさせたい! 夏は薄着で脱ぎやすい服装に加え、濡れても手間がかからないから、 実はオムツはずれに適した時期。 というわけで、FQによるオムツがはずれる教習所にご案内!
そもそも我が子は
もうオムツはずれできるの?
どんな教習でも事前の適性検査は必須事項。オムツはずれもしかりである。ポイントは子供の心身の発育が適した状態になっているかどうか。すべての項目がOKならオムツはずれ教習、スタート!
【全ての項目を満たせば、オムツはずれ教習開始!】
□歩くことができる
□親としての心構え(キモチの余裕)
□膀胱(ぼうこう)の大きさが適した状態にある
□話すことができる(意思の疎通が図れる)
最大のポイントは子供の成長
親心のキャパシティも大切
大前提を押さえていないと、親がいくら頑張ってもオムツはずれは難しい。こう話すのは京王八王子クリニック小児科の末松隆子先生。オムツはずれに関する著書を持つ小児科医だ。
「オムツがはずれるには、膀胱にオシッコがたまり、それを子供自身が感じていくらか我慢できることが必要で、大脳皮質という部分の発達が大きく関わります。では発達の度合いをどういったことで判断すればいいかというと、上手に歩けることや、言葉自体はハッキリしなくとも意思疎通が図れるといった点です」。
膀胱の大きさも重要なポイント。小さすぎると尿が溜められないからだ。その大きさの判断とは?
「2~3時間はオムツが濡れてない状態が続けば、オムツはずれが可能な時期にきていると言えます」。
また、忘れられがちだが、子供だけでなく親の気の持ち方も大切。あまり神経質にならず、大きな心で取り組んでほしい。
「日々教習を繰り返すうち、
いつの間にか卒業している」
FQ オムツはずれ教習所には卒業式がない。というか、いつ卒業したのかもよくわからない。何故なら、何度かうまくいって「合格!?」と思ったら、突然できなくなってしまうこともある。つまり、それはまだ仮免、要は綱渡り状態なのだ。また、おもらしは失敗にあらず。大切な教訓を与えてくれる必要不可欠なステップだ。次ページからの教習にあたっては、このことをしかと心得てほしい。
【オムツはずれ教習所の心得】
[実技]⇔[学習]
この繰り返しが、オムツを卒業するための要点!