6~8月が勝負!? イマドキの「ランドセル」購入事情
2018/05/15
かわいい俺の子供も来年は小学生。6年間使うランドセルは、冬のボーナスで買わないとなぁ……なんて悠長な!? 最新のランドセル購入時期は「夏までに買う」が定着しつつある。気になる購入金額は? 決め手は何? 最新のランドセル事情をご紹介!
購入時期は早期化傾向
8月までに購入がカギ
小さな体でたくさんの教科書やノート、ファイルを入れたランドセルを背負う小学生。親としては、少しでも体の負担を小さく、使いやすいものを与えてあげたいもの。幼稚園児とママの情報誌「あんふぁん」と働くママと保育園児の情報誌「ぎゅってby あんふぁん」が、卒園する年長児を対象とした新入学ランドセルの購入調査を実施した。
ランドセルの購入(予約)は、 年長の5月が7.7%、 6月が15.1%。 2015年の調査では同月は2%台だったことからも動き出しが早まっているのが分かる。 また、 3年前は8月購入が24.6%と突出してたが、 今回は7月、 8月ともに16.1%と 6~8月にかけて購入が分散化。「早く買わないと欲しいランドセルが買えない」という認識が広まり、8月までにランドセルを購入するのが定着しつつあるようだ。
高級志向が高まるランドセル
2015年から平均価格は4702円上昇
実際に購入したランドセルの価格は5万円台が最も多く、平均は5万2508円 。 2015年調査の平均4万7806円から4702円も上昇。 これは、ランドセルの機能が向上するにつれ高価格帯のランドセルが増えたことと、こだわりが詰まったランドセルを選ぶ家庭が増えているからとみられる。 品質にこだわったセンスの良いものを選ぼうとすると、“多少高くてもいいか”と思える。6年間使うものだから、と納得しやすい面もあるだろう。
購入の主な出資者は「パパとママ」(33.5%)、「ママ側の祖父母」(30.3%)、「パパ側の祖父母」(32.3%)と、6割以上が祖父母という結果に。孫のために、お祝いの形としてランドセルを買ってあげたいという気持ちやパパ・ママの家計を助けたい思いもあるのかもしれない。