「家事も労働か?」考える家事の認識度に夫婦間に大きなズレが!?
2018/05/07
料理や洗濯、掃除など『目に見える』家事のほかに、『考える家事』があることを認識している人はどれくらいいるだろう。 ネットで夕飯のメニューを検索したり、買い物リストを作ったりと、実は様々なところに隠れている『考える家事』。見えない負担を減らし、夫婦が気持ちよく生活する方法とは?
パートナーに理解されづらい
“目に見えない家事”
突然だが、彼女は今何をしているのだろうか?
10秒献立レシピアプリ「タベリー」紹介動画より引用
一見、ソファに横たわってお菓子を食べている様子からくつろいでいるようにも見えるが、実は彼女は今、献立を考えている真っ最中。実際に料理や掃除をはじめる前の「考える」家事が、いかに周りから認識されにくく、盲点となっているかがわかる。
株式会社10Xは2018年4月2日、このような「献立を考える」「掃除の工程を考える」「毎月の支出を考える」「毎月の貯金額を考える」といった”考える家事”の実態を明らかにするため、既婚者300名を対象に独自のインターネット調査を行い、結果を公表した。
『考える家事』の認識度に
夫婦間で大きなズレが!?
家庭を持つ男性・女性に、配偶者の『考える家事』の存在認識について質問したところ、男性の83%は「『考える家事』を認識している」と回答したのに対し、女性側は「認識していないと感じる」と答えた割合は半数以下で、夫の理解度に不満を持っていることが伺える。
一方、「家事=労働」か? という質問に対しては、男性女性どちらも7割以上が「家事も労働時間である」と回答しており、認識に大きな差がないことが明らかとなった。