陣痛に苦しむ妻、あなたはどうサポートする?
2018/09/20
出産は激しい痛みを伴うもの
男の僕には我慢できない……
現在、出産の痛み止めの薬がたくさん出ている。たぶん、彼女は出産を迎えるまでに、自分はどうしたいか決めているだろう。方法は2つあって、1つは、麻酔なしの「自然分娩派」と、脊髄注射なんてへっちゃらな人向けの「無痛分娩派」だ。
前にも宣言したかもしれないが、出産するのが僕自身だったら、ありとあらゆる痛み止めを希望し、看護婦さんを説得して普通の2倍を投与してもらい、さらには、ストリートでスゴイやつを調達して追加するだろう。自慢じゃないが、僕は自ら認める腰抜け野郎で、10代のころに経験したモルヒネがどんなに素晴らしかったか、今でも思い出してうっとりするような奴だ(もちろん医療目的での使用ですよ、お巡りさん)。
「苦痛」か「無痛」かと聞かれれば、陣痛も始まらないうちから腕に止血帯を巻き、内肘をたたいて血管を浮かび上がらせて、どうぞ打ってくださいと言わんばかりに注射されるのを待つだろう。大抵の男どもは「迷わず麻酔を選ぶよ」となり、出産まであと2〜3時間あるとなれば、気をまぎらすために「ゲームボーイもよろしく」なんて言い出す始末だろう。
もし自分が出産するとなったら、男なんて任務遂行能力ゼロなんじゃないかな。でも真面目な話、「生まれながらにしてハイにキメたやつ」なんてすげえクールじゃないか、というのは違う世界の話であって、本当に自分の赤ちゃんのことを考えたらそんな態度をされて笑えるだろうか。