本気で嬉しい出産祝いとイマイチな出産祝い、断トツの1位は?
2018/04/23
ベビーが産まれると、祖父母や叔父叔母、友人などから出産祝いを頂く。どの祝い品も送り手の気持ちがこもっており、大事に使いたい。しかし、結局使う場面が出てこなかった、いくつも同じ様なもので使い道がなかった……なんてことも。渡す立場からもキニナル、嬉しい出産祝いとは。
やっぱり1位は断トツで
“お金・商品券”
抱っこひもにベビーカー、寝具、沐浴(お風呂)グッズとあれやこれや、ベビーが産まれてくる準備に「こんなに出費するの?」と驚くパパもいるのでは。出産祝いは家計的にも助かるもの。子育てサービス会社の「ベビーカレンダー」が「出産祝い」に関する意識調査を実施したところ、「もらって嬉しい出産祝いランキング」1位は、断トツで“お金・商品券”となった。ほかには、名入れ出産祝いをもらった人の約84%が「嬉しかった」と回答。名入れ出産祝いは満足度が高く、喜ばれることが分かった。
逆に、「実は喜べなかったランキング」では、ベビー衣類やスタイ、おくるみ・ブランケットなど好みが分かれるアイテムが並んだ。よだれが出ないベビーもいるので、スタイはほとんど使わない場合も。また、「もらって嬉しい出産祝いランキング」1位の「商品券」を挙げる人もいた。理由は「すぐ行ける距離に百貨店がなくて使えなかった」から。商品券やギフト券を贈る立場になった場合は、有効期限のないもので実店舗が近くにあるものを選びたい。
金額は10~30万円が
ボリュームゾーン
「もらって嬉しい出産祝いランキング」1位の「お金・商品券」。“誰から”は、自分たちの親である「両家両親から」、「親戚」、「会社関係」と続く。“金額”は、「両家両親」からが2番目の「親戚」の約2倍という結果に。「両家両親」からの出産祝い金額は10万円~30万円がボリュームゾーン。合計額が30万円以下という回答が全体の約90%と大半を占める一方、100万円以上の出産祝いをもらったという人も約2%。実親からの最高金額は120万円、義父母からの最高金額はなんと300万円という驚きの金額も。いかに両親たちが喜び応援してくれているということかもしれない。
かつて、1人の子どもにはポケットが「6ポケット」「10ポケット」が存在する、と言われていた。この「ポケット」とは、いわゆる“財布”を指している。子どもの両親と両家両親の「6ポケット」時代は過ぎ、今や少子化、祖父母世代の長寿化に伴い、1人の子どもに対するポケットがたくさんある状態だという。
未婚や子どものいない兄弟姉妹の「おじおばポケット」や、仲の良い友人による「友ポケット」も今後ますます増えていくという「メニーポケット時代」。頂く側は、感謝を忘れずにいたい。
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株式会社ベビーカレンダー
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