PM0.1レベルの微粒子を捕らえる空気清浄ファン誕生
2018/05/11
小さな子供がいる家庭に欠かせない空気清浄機だが、その性能は千差万別だ。今回紹介するDysonの最新機種は、PM0.1レベルの微粒子をとらえ、部屋全体の空気を均一に清浄することが可能に。空気清浄機の購入を検討しているなら、チェックすべき1台だ。
PM0.1レベルの極小微粒子も
キャッチして空気を清浄に
先日Dysonから発売された空気清浄ファンが話題だ。
見えない空気の汚れや状態を可視化し、PM0.1レベルの微粒子を99.95%とらえて、室内全体の空気を徹底的にきれいにするという。ちなみにPM0.1とは、PM2.5などで良く知られる大気中の微小粒子状物質の中でも特に細かい、直径0.1マイクロメートル(1万分の1ミリ)以下の超微粒子のこと。
このように小さな汚れやホコリを回収できる仕組はどういうものなのか?
まず新しいLCDディスプレイで、空気清浄ファンがどのような微粒子と有害ガスを検知しているのか表示。Dyson独自の微粒子(ホコリ)センサーが、レーザー計測により粒子物質の量を検出・測定分析し、有害ガス・ニオイセンサーが、家具や塗料、燃焼しているキャンドルから放出されるベンゼンやホルムアルデヒドなどを検出する。
次に360°の密閉性の高いフィルターシステムが活躍する。活性炭フィルターがニオイや有害ガスを除去し、グラスHEPAフィルターがPM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去。
その清浄した空気を、Air Multiplier™ テクノロジーと新しい350°首振り機能により、部屋全体に届けるという仕組みだ。
Dyson専用アプリを入れれば
スマホでも操作可能
さらにiOSとAndroidで利用できるDyson Linkアプリを使えば、室内と屋外の汚染、気温や湿度のモニターも可能。アプリを使って、リモコンと同じように製品を操作したり、フィルター寿命を確認することもできる。
空気の汚れは、屋外だけの問題ではない。室内の空気は、屋外より最大7倍汚染されているとも言われる。
都市公害、粒子状物質、花粉といった汚染源が家の中に入り込み、洗剤、ペットのフケやダニの死骸やフン、アロマキャンドル、室内用の塗料、調理中の煙といった屋内の汚染源と混ざり合うことで、空気の汚染が悪化するためだ。
エネルギー効率を重視した現代の住宅は、気密性が高いため空気の循環が悪くなり、汚染物質が滞留しやすいという欠点を抱えている。
子供の生活環境を整えるのは、親の大事な役目。Dysonの空気清浄機なら、子供の健やかな成長をしっかりサポートしてくれそうだ。