あのダイソン氏が「掃除機の未来」と呼ぶ名機が誕生
2018/04/04
掃除機で起業し、現在では世界的なテクノロジーカンパニーの「Dyson」。その製品は、従来の掃除機のイメージを覆すデザインと機能性の高さで、ここ日本でも高い人気を誇る。3月20日、創始者であるジェームズ・ダイソン氏が来日し、新商品発表会を行った。今回の掃除機はどのような製品なのだろうか?
「コード付きは開発しない」と
ダイソン氏が断言する自信作
3月20日、家電好きなパパたちの圧倒的支持を集める、サイクロン式掃除機のパイオニアメーカー「Dyson」の新商品発表会が行われた。この発表会に合わせ、創業者のジェームズ・ダイソン氏が来日。新モデルについて語った。
新モデルの「Dyson Cyclone V10コードレスクリーナー」は、従来のデジタルモーターの約半分の重量で、最速の毎分最大12万5,000回転するダイソン デジタルモーター V10を新たに搭載。より小型で軽量、さらに吸引力も向上した。
また、エネルギーを高密度にした7セルバッテリーにより、最長60分の運転時間を実現。もちろんデザイン性にもこだわり、サイクロンやモーターといった部品を直線的に配置し吸引力を向上。直線的フォーマットがスタイリッシュな印象を与える。
上)Dyson V8™コードレスクリーナー、下)Dyson Cyclone V10™ コードレスクリーナー
クリアビン、サイクロン、モーターを直線的に配置。
今回の新製品について、チーフエンジニアでもあるダイソン氏はこう語る。「ダイソン サイクロンV10は軽量かつ極めてパワフル。家中のあらゆる場所で掃除が可能です。これでもうコード付きの掃除機を開発する必要がなくなりました」。
同社はEV参入も表明しており、2020年には販売開始予定。ダイソン氏はこれらの研究を「EVにも活用していきたい」という展望を明らかにした。家電のみならず自動車業界でも新風を巻き起こせるか? 男心をくすぐるアイテムを次々と市場に投入するダイソンから、今後も目が話せない。