千年の歴史。巨大遊園地で世代を越えた思い出を
2018/03/23
パリの春の風物詩。それは、千年以上の歴史を持つ、移動型の巨大遊園地! 世界の“子育て事情”をお届けする「ワールド・ダッド・ジャーナル」より世界の育児情報をお届け!
パリに春の訪れを告げる
歴史ある巨大移動遊園地
パリの春は千年以上の歴史を持つ縁日と共にやって来る。
毎年3月下旬から5月下旬 まで、パリ東部の公園ヴァンセンヌの森で開かれる遊園地「フォワール・ド・トローヌ」は、西暦957年から続く定期市を起源にしたイベントだ。
公園内の一角、10ヘクタールの敷地に駄菓子の屋台や350のアトラクションがならび、新緑の中を多くのファミリーが訪れる。
この歴史ある遊園地は、今のパリの子供たちはもちろんパパ世代にとっても大切な場所。おじいちゃんやおばあちゃんに手を引かれて楽しんだ、思い出をつなぐアミューズメントパークなのだ。
Text >> YUKINOBU KATO
FQ JAPAN VOL.46より転載