F1レーサー並みのリアル操作に子供もハマる!今春の鈴鹿は劇的におもしろい
2018/03/02
一流レーサーも賞賛する三重県鈴鹿の国際サーキットコースを1/14スケールでリアルに再現した「DUEL GP」が新アトラクションとして新登場。自分でハンドルを握って操縦し、隣のレーンと激しくバトルする世界初のコースターだ。
F1ドライバーになりきって
サーキットコースを疾走!
東京から新幹線に乗り込み、名古屋へ向かう。世界中から来日するF1ドライバーの多くも同じようにこの新幹線を利用して鈴鹿入りするエキサイティングな時間だ。新幹線のトップスピードは時速300km。F1マシン並の速さに、早くもアドレナリンが放出だ。
鈴鹿は2018年、7月にはコカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース、8月には「鈴鹿10時間耐久レース」、10月にはF1世界選手権シリーズ第17戦 日本グランプリレース第30会目記念大会とイベントが目白押し。
鈴鹿といえば、土地の高低差と低速・高速コーナーのバランスが上手く配合され、走り甲斐のあるコースとして世界的に高い評価を得ている難易度の高いコースだ。神が作ったコースとも称されるこのサーキットコースを1/14スケールで再現したのが「DUEL GP」(デュエルGP)。F1ドライバーになりきって疾走できる。
微少なハンドル操作で
車体を自らコントロール!
世界初のエキサイティングレース
F1の国際レーシングコース「鈴鹿サーキット」の始まりは1963年。この年、本田技研工業株式会社(HONDA)が三重県鈴鹿市に世界に誇るサーキットコースを完成させた。これにより日本にモータースポーツの夜明けをもたらし、国産車の性能は革新的に進化。日本の自動車産業が世界に飛躍するきっかけになったのは言うまでもない。
HONDAが100%出資する子会社「モビリティランド」が運営するのがここ「モートピア」。コンセプトは、HONDA創業の原点「操る喜び」だ。「DUEL GP」は微少なハンドル操作で車体を自らコントロールする世界初のエキサイティングなレース。しかも、隣のレーサーとリアルにバトルできるのも最大の魅力だ。
これは「COLD ORANGE」と名付けられたマシーン。他にも、「GREEN REVOLUTION」「SILVER KING」「Cutie Pink」などカッコいいマシーンがずらり。これらのマシーンが描かれた「DUAL GP プリントクッキー」がお土産店で買える。
これが4輪の2人乗りのコックピット。乗り込むと、F1ドライバーの血が騒ぐ。ハンドルはF1ではステアリングホイールと呼ぶ。
S字を制する者が鈴鹿を制す! 日本のサーキット中、最長とされる鈴鹿国際レーシングコースをなぞらえた1/14スケールのリアルなコース。世界的にも珍しい8の字形のレイアウトも再現。ハンドル操作をリズミカルかつ正確に行わないと相手に遅れをとってしまう。
いざ真剣勝負! 緊張のスタートの地点。エキゾーストノートが聞こえてきそうな興奮。1対1の真剣勝負のバトルの始まりだ。シグナルサインがすべて赤になったら「GO!!!!」。本物のF1カーなら加速ではわずか約2.5秒で時速100キロに。スタート直後のメインストレートは下り勾配。ここでしっかりハンドル操作ができるかどうかが勝負の分かれ目だ。
上り勾配で鋭く折れ曲がった長U字型ヘアピンカーブ! ハンドルさばきで横からの重力(ヨコG)に耐えるぞ! ちなみに写真右上に見えているのが真っ赤な大観覧車「サーキットホイール」の足元。これに乗るとレーシングコースと伊勢湾が一望できる。
スリル満点のスピード感。体感音響システムにより、本格レース体験が楽しめる。ハンドル操作を一歩誤れば、360度スピン!
白熱レース! 勝負はまだまだこれから。ここはオーバーテイクポイントだ。F1のレーサーになりきって、アウトインアウトでカーブを攻めろ!「DUEL GP」はレールの上を走るコースターだから、コースオフなしでトコトン攻められる。
レースが終わればやっぱり小腹が空く。「DUEL GP」登場に合わせて2本のレールをイメージして作られたデュエルドッグ(¥750)。これはめっちゃ美味しい!
ケチャップ、マスタード、サルサソース、カレーソースなど、多種ソースが好きに選べる絶品ドッグ。これを食さないと鈴鹿の地は去れない。ここで飲むコーヒーはやや深煎りの本格派の味わい。
コース上に置かれた3台のカメラが、通常ではなかなか撮影できない迫力の瞬間と子供がバトルに夢中になっているシーンを思い出として手に入れられる。パナソニック株式会社の撮影技術とNTTコミュニケーション株式会社のクラウド・ネットワーク技術を連携させたカメラシェアリングサービス「PaN」。
レーシングシアター前に設置された記念撮影におすすめのスポット。「DUEL GP」のマシーンが2台(RED STORMとBlue Tyhpoon)が並び、身長120cmに満たずにレースに参加できなかったちびっ子たちもここで「DUEL GP」気分を満喫。
思いっきり遊んで疲れたら、ホテルへ戻ってゆっくり体を休ませよう。サーキット キッズルームは、キッズもワクワクするカッコいいサーキットのお部屋。ファミリールームは、「ウェルカムベビーのお部屋」に認定されたベビーも安心のルーム。天然温泉付きで、ママも大喜び。他にもキャンプ場、ビュッフェスタイルのレストランも。遊ぶ・食べる・癒されるのすべてがそろった家族で楽しめる日本が世界に誇る一大アミューズメントステージだ。
メディア視察会を終えて
「子供と一緒にどこ行こう?」
これは、家族連れがいつでも頭を悩ませるテーマだ。どうせならキッズだけが楽しめる場所じゃなく、パパもママもベビーもみんなが楽しめる場所がいい。
地元の旬の食材が贅沢に食べられて、とことん遊べて、ただの遊びじゃなくてなにかに挑戦して子供が成長できるような遊びがいい。
存分に遊んで疲れたら、すぐに横になれるホテルがあって、気が向いたらキャンプもできて、天然温泉があって……。
それが「鈴鹿サーキット」。これらのすべての条件を満たすスポットなのだ。
ファミリーが求めるすべてが、ここにあるーー。さあ、鈴鹿へ行こう。
DATA
TEL:059-378-1111
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
定休日:不定
営業:10:00~17:00(季節に・曜日によって異なる)
モートピア入場券:大人¥1,700/小学生¥800/幼児(3歳以上小学生未満)¥600
※入場券+乗り放題券は、大人¥4,300/小学生¥3,300/幼児¥2,100
Photo&Text » MIKAKO WAKIYA
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