ミルクも「見える化」!? 世界が注目する最新技術
2018/02/15
IoT技術の普及による「見える化」の波が育児分野にも到来。最新技術で育児はどう変わるのか!? 世界から注目を浴びる「ベビーTech」の分野で今年話題のIoT機器に迫る!
IoTが遂に育児分野へ
育児の「見える化」はじまる
妊娠・育児をサポートする「ベビー Tech」は、2018年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大の先進技術見本市「CES 2018」でも大きな注目を浴びた分野。その中でも「BlueSmart mia」は、見本市内で行われた「Babytech Awards 2018のBaby Eats(赤ちゃんの食事にまつわる技術)部門」で優勝を飾った商品だ。
「BlueSmart mia」は、赤ちゃんのミルクを管理するIoT機器。専用デバイスを一般のほ乳瓶の底部分に取り付けるだけで、ミルクの時間や温度、量などミルクに関するあらゆる情報がスマートフォンアプリに記録される。
「BlueSmart mia」は、市販されているほ乳瓶の底に取り付けるだけ。
ミルクの記録をただ管理するだけではない。身長や体重、年齢といった情報から、赤ちゃん一人ひとりに適したミルクの量を計算する。アプリ内にデータが蓄積されるので「ここ最近、ミルクの量がなんだか減っている気がする……」というようなモヤモヤも、データで比較ができる。データのエクスポート機能もあるので、医師に相談する際にも普段飲んでいるミルク量を手軽に共有できる。
お世話を頼む人も頼まれる人も
可視化でハードルを下げる
赤ちゃんの普段のミルク量や時間だけでなく、ほ乳瓶の角度までもがセンサーで計測されているため、普段と違う飲み方をしているとアプリが教えてくれる。祖父母やベビーシッターなど、普段ミルクをあげている人以外に赤ちゃんのお世話を頼む場合でも、いつもと変わらない状態で赤ちゃんが食事することができるのだ。
BluesSmart mia
対象:生後0ヶ月~
価格:$149
カラー:ブルー、ピンク
防水加工で、食器洗浄機による洗浄も可。
現在はカナダとアメリカでのみ発売中。日本での発売は未定。
問い合わせ
BlueSmart mia
インスタグラム公式アカウント:BlueSmart mia