怒ると逆効果!? 子供を叱る時に大切なポイントとは
2018/02/23
無意味を繰り返さず
試行錯誤を繰り返す
どこの家庭からも聞こえてくる怒鳴り声に「何度言ったらわかるの!」というのがある。しかし、よーく考えてみてほしい。何度やっても効果がない方法で叱り続けているのは親の方なのだ。叱り方が悪いから、大事なことが伝わらないのだ。大事なことが伝わらないから、子供の悪い癖が直らないのだ。「いったい何度言ったら……」というセリフがのど元まで上がってきたら、iX-MENに変身しよう。iX-MENなら叱り方を変えることができる。
「押してダメなら、引いてみる」が、iX-MENのスタンスだ。例えば、ねんねの時間。「早く寝てほしいな」という親の思いとは裏腹に、子供の目はギラギラに輝いている。iX-MENは、「じゃ、眠れるまで絵本を読もうか」とか「パパ、先に寝るね」とか「寝るのやめにして、パパとお相撲しようか」とか、手を変え品を変え、どの作戦が有効かを試す。うまくいかないこともある。しかし決して「早く寝なさい!」を連呼するような無意味なことはしない。iX-MENは何度も同じ過ちを繰り返さない。正しい鍵が見つかるまで、何度でも試行錯誤を繰り返すのだ。
※ありがちなNGパターン
・「何度言ったらわかるの!」と言ってしまう
→何度言っても効果がない叱り方をしているのは親の方。カッコ悪いので、このセリフを言うのはやめよう。
・「どうしてオマエは……」と言ってしまう
→「どうして?」を「どうしたら?」に変えてみよう。「どうしたらこの子にわかってもらえるか」と考えるのだ。
・子供のことを「理解不能」と思ってしまう
→理解不能なのは子供のせいではなく、自分の理解力や解決力がないからだと認識しよう。