子が失敗から立ち直るために、親がすべき4つのこと
2018/01/17
この記事を書いているとき、イタリアのサッカー代表チームは1958年以来初めて、ワールドカップ出場への切符を逃した。このことを胸にしながら、子供たちが挫折しそうな時に、どう助けてあげたらいいのかを考えてみたい。
子供を助けるのではない
ガイドする
もしも、子供が他の子供との遊びに参加させてもらえずに、動揺した様子で帰ってきたら、子供になぜそんな気持ちになったのかをゆっくり聞いてみよう。そして、次回はどうやったらその状況を変えられるかを聞いてみよう。
「子供とブレインストーミングをしてみるのです」。『Can’t Make Me: How to Parent With More Connecting and Less Correcting』の著者、ヴィッキー・ファルコン氏はそう話す。
「よりよい解決策を子供自身が考えられることがいいことなのです」。
現実的なゴールを
設定する手伝いをする
子供たちにとって、自分の理想がすべてかなう世界から、現実の世界へと戻ってくるのは難しいことだ。だから、子供たちが何ができて、何を変えることができないのかが分かるように手助けしてあげよう。
我慢のあとで得られる喜びや、ほしいもの全てを手に入れられるような現実はないことを教えるのは、子供の成長に必要なことだ。
継続は力なり。
と勇気づける
たとえ今日は失敗したとしても、間違いから学ぶこととやり続けることで、明日は今日よりも良くなることを教えるのはとても重要だ。挫折は誰にとっても当たり前のことで、乗り越えられるものだということを教えることで、子供たちは失敗しても大丈夫だとわかるようになる。
まずは、
あなたが落ち着こう
「わたしの行い通りでなく、わたしの言葉通りにせよ(Do as I say, not as I do)」という格言が英語にはあるが、これはまさに親のためにある。
どんな学習も、よく見ることとまねすることから始まる。だから大人が自分の思い通りにならないときに他者を攻撃すると、子供もまねしようとする。
まずは大人が、予想外の出来事にも良いことを見つけ出す姿勢を見せて、子供たちにとって良いお手本になろう。
この記事は、FQ UKの転載記事です。