5人の子供のパパ! 独身俳優ジュード・ロウの父親論
2017/12/20
ハリウッド1のモテ男、俳優ジュード・ロウ。3人の美女との間に生まれた、彼の5人の子供。「最も重要なことは父親であるということ」という彼の、子育て論とは?
3人の美女との間に生まれた
5人の子供の父となる
映画『シャーロック・ホームズ』シリーズや、今年は『キング・アーサー』などに出演、最近では日本版ペプシのCM出演を果たし話題となったイギリスの俳優ジュード・ロウ。10代の頃からテレビなどで活躍し、その端正な顔立ちから〝英国の美青年〞と呼ばれていた彼も、現在44歳となった。プライベートでは、ちょっと変わった父親歴を持つ。
1994年に『ショッピング』でスクリーンデビューしたジュード。そのとき共演した女優のセイディ・フロストと結婚。のちに離婚するが、2人の間には、21歳の息子ラファティ、16歳の娘アイリス、15歳の息子ルディがいる。さらに、元恋人のモデル、サマンサ・バークとの間にはフロリダに住む8歳の娘ソフィア。元恋人のキャサリン・ハーディングとの間に2歳の娘アダがいる。
現在は独身だが、3人の女性との間に生まれた5人の子供の父である。かつて世間を騒がせたプレイボーイらしく、結婚という枠にとらわれない生き方を送るジュード。まさに「世界一セクシーなビッグダディ」と呼ぶにふさわしい。
息子との関係の変化を
楽しみながら見守る
長男のラファティ、長女のアイリスはともにモデルとしても活動しており、〝ジュードの美しさをそのまま受け継ぐ〞として注目されている。昨年のインタビューでは、長男との関係性について、親として子供を突き放すことは困難なことだと語っている。
「僕はまだラフのティーンエイジの旅の続きを見守っている途中なんだ。感じているのは、彼は自分の道を築き、自分のしたい事をしたいと思っている。だから彼にスペースを与えていること。なぜなら親から個々に独立していきたいというのは自然な欲望だからね。僕の友人が言っているように彼らを突き放し、助けないようにするのはとても難しいことだけど、そのプロセスを踏まなければ彼らは自分自身を拾い上げる術を学ぶ事ができないからね。私たち親の役割は大人としての第1段階にガイドしてあげることだということが見えてきたよ」。
子供に対してしっかりと向き合う、父親としての姿勢が垣間見える。
「男の子は12〜13歳で親と手をつなぐのをやめたり、ハグを押しのけたりしだす。もしくは繋いでいた手を学校の隅で払ったり。でも実はうちの長男はいつだってハグ&キス魔なんだ。僕はそれがとても好きだけど、次男は全然そういうことがない。面白いと思わない?同じ兄弟でも個々に興味のある事なんかが違う。今、ラフはとても大きなスペースを必要としていると感じる。そして彼は大きな間違いをしてみたいと思っている。でも僕はそれでいいと思うし、そんな彼を尊敬しているよ」。
さらにロウは続ける。
「親なら誰でもすることだけど、常に子供達の声に耳を傾けること。そして、いつも言い続ける事が重要だと思うんだ。もし君がパパを必要としているなら、もし何かうまくいかない事があるなら、もし誰にも話せないことがあるなら、パパはここにいるし、いつだって待っている。そのためにここにいるんだから。電話もオンになっているし君が何をしても、何かが起きてもいつでも教えてねと。そういった人がそこにいる事が重要だと思う」。