長~い育児休暇を取得した北欧のパパ写真展が話題に
2017/12/06
父親の育児参加に積極的な国・北欧スウェーデン。なかでも、特に長い育児休暇を取得したパパたちの姿を収めた写真展が、世界各地で開かれ話題となっている。仕事やキャリアよりも、子供と過ごすことを優先した父親たち。その姿は、あなたの育児スタイルに変化をもたらすかも?
育児休暇取得率8割!?
スウェーデンパパたち事情
父親の育児参加が盛んな北欧の国々。そのうちのひとつ、スウェーデンでは育児休暇を取得する男性が約8割にも上るといわれている(日本は2.6%)。そんなスウェーデンの父親のなかでも、少なくとも6ヶ月間子供と一緒に過ごすことを選んだパパたちのポートレイトを展示する写真展『スウェーデンのパパたち』が開かれている。
この写真展は、昨年のスウェーデンを皮切りに、ベトナム、中国、ルーマニア、ウガンダ、ドイツ、アメリカ、スイスなどで開催。今年はオーストラリア、フランス、日本などを含む約10カ国を巡回する。
日本では2018年の7月まで全国各地で展示。会場によっては、スウェーデンのライフスタイルを紹介するセミナーやワークショップ、今回パパたちを撮影した写真家ヨハン・ベーヴマン氏によるギャラリートーク(12月9日のみ)も開かれる予定だ。
Copyright: Johan Bavman
These press images may only be used as part of the Swedish Dads photo exhibition and may not be used for any other purpose.
一生懸命子供に向き合う
まさに親の愛情の表れ
今回の一連の写真に収められたパパたちの姿は様々。食事・お風呂・トイレのお世話、買い物、一緒に遊んでいるところなど、それぞれのパパのそれぞれの育児スタイルが見て取れる。表情もいろいろで、微笑んでいたり疲れていたり。ただ、どの写真にも共通しているのが“一生懸命”育児に取り組んでいる姿だ。
ベーヴマン氏が「私は普遍的なもの、母親であるか父親であるかとは関係なく親の愛情を見せたかった。」と語るように、一生懸命子供に向き合う姿勢、それこそまさに親の愛情の表れではないだろうか。
世界中の多くの父親よりずっと長く子供たちと過ごし、触れ合ったパパたちの姿を見ることで、自分の育児の形や、その意味を考える機会を与えてくれそうだ。
展示会の情報については随時更新予定。下記URLをチェックして欲しい。
DATA
スウェーデン大使館 巡回写真展2017-2018「スウェーデンのパパたち」