父親は家にいない存在、犯罪を助長する誤った子育て
2017/11/27
幼少期、父親が「そばにいてくれた」ことなんて決してなかった。このような家庭は、現代社会においてもはや珍しいものではなく、むしろステレオタイプ化してきているといえる。多くの新米パパが抱える悩みを解決! FQ JAPANの兄弟サイトであるFQ UKの人気記事をピックアップして紹介する。
父親は家にいない存在?
現代社会の問題
子供にとってパパが身体面、そして精神面でずっとそばにいてあげることは大切だ。しかし、「そばにいる」とは、そもそもどういったことをいうのだろうか。
幼少期、父親が「そばにいてくれた」ことなんて決してなかった。そんな内容を精神科医に話す人は多い。このような家庭は、現代社会においてもはや珍しいものではなく、むしろステレオタイプ化してきているといえる。”父親は「狩り」に出かけ、家にいない存在。つまり、父親は子供とうまく接することができない”という構図が、一般的に認知されてしまっており、多くの新米パパが、父親になるための準備が足りないと不安を覚えているそうだ。
“私の父親は他の人にはマネできない、最高の贈り物をしてくれた。私を信じてくれたのだ”
――(ジム・バルバーノ:元米国バスケットコーチ、1993年死去)
しかし、ごくわずかの人が持っている古い父親のイメージなんて関係ない。両親が揃って子供のそばにいるということはとても大事なことなのだ。子供がぐずったりかんしゃくを起こしたりする際に、面倒を見るのは母親の仕事であるという認識は確かにある。しかしそれは誤りであり、心理学者によると、そうした考えが子供にダメージを与える可能性があるらしい。
※2014年12月26日に公開した記事のリメイクです。