テントをうまく設営するコツ[家族キャンプ超入門]
2017/07/25
設営も就寝もそれ自体がエンターテインメント! テントを設営するということは、自然のなかに自分たちの”前線基地”を作るということ。安心して寝て、翌日また思いっきり遊べるように、快適なベッドスペースを作ろう。
▼ まずはキャンプの計画を立てよう!
・初心者も安心! 夏休みは親子キャンプを計画しよう!
テント設営時のTIPS
1.日差しのあるうちに張る
慣れている人なら5分ほどで設営できてしまうテントも、最初のうちは予想以上に時間が掛かるもの。なのでキャンプ場に到着したらすぐにテントを設営するようにしよう。
2.子供の居場所を用意しておく
設営は、1人でやれないこともないが、夫婦2人で協力作業して行ったほうがスムーズ。例えぱポップアップテントなどを用意しておき、そこで子供が遊んでいる間に設営しちゃおう。
3.テントを張る場所探しのポイント
平らな場所、水はけの良い場所であることが必須条件。そして、出入りするときや子供が遊ぶスペースなど、人の動きを考えてアイテムを配置。キャンプ場が混雑しているときは、周囲の人からの視線なども配慮してテントの場所を決めよう。
4.取扱説明書を読みながら行う
テントの組み立て方は商品によって微妙に異なる。テント製造元の公式HPや動画サイトなどで設営の仕方を解説しているものをチェックしながら、テントを組み立てている人も。
5.家の近所で事前に一度練習しておく
キャンプに行く前に一度組み立て・設営の練習をしておくと安心。万が一、初期不良やパーツ不足などがあった場合も現地で慌てずに済む。
失敗したところを見せてOK!
取説を読みつつテント設営
取扱説明書を見ながら、「これはこっちかな?あれはあっちかな?」と子供と一緒にやるのがいいでしょう。そして、「あれ!?ここちょっと違うぞ」「これ反対かな?」なんて言いながら、いっぱい失敗させてあげる。そして、親も失敗するってところを見せるのもいいと思います。何も失敗せずゴールにそのまま行ってしまうのはつまらないもの。試行錯誤して失敗したからこそ身に付く知恵があります。子供には良い意味での失敗はできるだけたくさんさせてあげた方が良い。失敗させず、すぐにゴールした場合に得るものは少ないのです。
テントで寝る前にしておくべき5ヶ条
①トイレを済ませておく
夜、トイレに行きたくなったら、テントから出て暗い中を歩いて行く必要がある。小さな子だとトイレまで我慢できないことも。
②枕元に飲み物を用意しておく
夏場は特に汗をかくので水分補給は大切。子供が「喉が渇いた~」と起きてしまっても大丈夫なように、すぐ手が届く位置に必ず用意しておこう。
③テント用ライトを枕元に
テントのなかで使うためのライトも枕元に用意。夜、テント内は真っ暗なので明かりがないと何も見えない。小さな子がいる家族ほど、灯りの備えを万全に。
④昼のうちからテント内環境を整えておく
暑い時期、放っておくとテントの中は蒸し風呂状態に。ベンチレーションという換気口やメッシュウインドウを開けて、室内に熱がこもらないようにしておこう。ただし、虫が入らないように注意。
⑤脱いだ靴、荷物、生ごみを出しっぱなしにしない
脱いだ靴や着替えなどをテントの外に置いておくと、雨や夜露で濡れてしまう。子供がいつのまにか脱いだものは気付かず放置したままになりがち。生ゴミは動物が寄ってくることがあるので要注意。