小学校入学前にチェック!「学童クラブ」って?
2017/06/26
月にいくら払うの?
⇒ 4,000~6,000円未満が最も多い
▼利用料の月額
・2,000円未満:2.0%
・2,000~4,000円未満:18.8%
・4,000~6,000円未満:28.5%
・6,000~8,000円未満:23.6%
・8,000~10,000円未満:13.1%
・10,000~12,000円未満:6.5%
・12,000~14,000円未満:3.2%
・14,000~16,000円未満:1.6%
・16,000円以上:2.6%
民営は高くてその分手厚い。公設は安いけど、行事などは保護者が仕切らなければならない部分が多い。面倒だけどその一方で、保護者同士の情報共有や結束も固くなるので、「今日、うちの子もお迎えお願いしていい?」なんてお願いできたり、メリットも感じます。(10歳男児のママ)
※放課後児童クラブで利用料の徴収を行っているクラブ数(19,502件)に対する割合
どのくらいの規模?
⇒ ほとんどが「学校の1クラス」ほどの規模
●1位:20~35人(34.6%)
●2位:36~45人(27.7%)
●3位:46~55人(14.0%)
ほとんどが20~45人の、小学校の1クラスくらいの規模。小学校1年生~6年生までさまざまな年齢の子供たちと放課後一緒に過ごすことで、社会性を身に着けることができる。
希望しても入れない場合もあるの?
⇒ 待機児童数は全国に17,203人!
⇒ 平成31年度末までに約30万人分を新たに整備
▼放課後児童クラブの待機児童数が多い県
●1位:東京都 3,417人
●2位:埼玉県 1,846人
●3位:千葉県 1,380人
●4位:静岡県 1,088人
●5位:愛知県 811人
現在、全国に1万7000人いる放課後児童クラブの待機児童を解消すべく、厚生労働省と文部科学省では「放課後子ども総合プラン」を平成26年に策定。平成31年度末までに約30万人分を新たに整備することを目標に掲げている。
問8 どんなことをやっているの?
⇒ 3割は「放課後子供教室」に参加
●同一小学校区内で放課後子供教室を実施 47.3%
●放課後子供教室の活動プログラムに参加している 29.4%
●おやつの提供有り 91.1%
「放課後子供教室」とは、放課後に地域と連携して学習や体験・交流活動を行う事業。全体の約3割のクラブでは、この放課後子供教室の活動に参加している。
参考文献:厚生労働省「平成28年放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」
FQ JAPAN VOL.42(2017年春号)より転載