「ナイフで鉛筆を削る」ことで子供の脳の活性化につながることが判明!
2017/04/07
ナイフ使用後のほうが
使用前よりも脳活動量は高い
そして、図2は、①(図2では中段)と③(図2では上段)④(図2では下段)を比較したもの。赤く示されているエリアがもっとも多いのが①のナイフで鉛筆削りをしたときで、「一般的に高い脳活動量を示すと言われる計算問題を解いている最中よりも、ナイフ使用中の方が高い脳活動量を示していることが観察されました。これは面白い傾向だと思います」と篠原教授はコメント。そして注目して欲しいのが、ナイフでの鉛筆削りの前に行ったマス計算時よりも、後に行ったマス計算時のほうが赤く示されているエリアが多いことで、「ナイフ使用前より後のほうが、集中力・注意力が高まり頭が働きやすくなっていると言えるかもしれません。勉強開始前にナイフで鉛筆削りをすることは、学習の効果を高めるための一つの効果的な手段になるかもしれません」と分析している。
ビクトリノックス広報担当者の話によると、「某有名小学校では電動鉛筆削りを禁止にしているところもある」とか。脳が活発な状態になる鉛筆削りをしてから宿題をすることが学力アップに繋がるかもしれないので、家庭でも試してみてはいかが?
子供の手で通学準備をすることで
気持ちも勉強する準備を
子供達は新たな環境に飛び込むことに対し、ワクワクドキドキしているのではないだろうか。ここでFQ JAPANから1つ提案!入学の準備の時、子供達にも道具の用意を手伝わせてみてはどうだろう。子供達自身の手で準備することで、新たな世界へ旅立つ心の準備もでき、気持ちがグッと前向きになるのではないだろうか。小学校に上がる子供達にとって、これから一番身近な道具になるのが鉛筆だろう。鉛筆を削ることを子供達に行わせてみてはいかが?
■ビクトリノックス・ジャパン株式会社
2010年から「安全で正しいナイフの使い方を啓発」する活動を行い、全国で親子を対象とした工作ワークショップを開催。教育指導者向けにマルチツールの貸し出しプログラムをも展開している。マルチツールを中心に、キッチンナイフ、ウォッチ、トラベルギア、アパレル、フレグランスなどを販売している。
■株式会社リバネス
「科学技術の発展と地球貢献を実現する」を理念に、知識プラットフォームを活用した教育開発事業、人材開発事業、研究開発事業、戦略開発事業、地域開発事業、国際開発事業の6つの事業を展開。
※お子さまがナイフを扱うときは保護者の方が必ず付き添って、安全に注意して目を離さないよう扱ってください。また保管する際はお子さまの手の届かない位置などに置くようにしてください。
出典:ビクトリノックス・ジャパン公式Tumblr