注目キーワード

基礎知識

我が子の“体作り”をマッサージでサポート!

親子のコミュニケーションを取りながら、我が子の体作りをサポートしてみよう!

まずは、パパ自身がリラックスするために、手首をぶらぶら揺らして準備体操を。マッサージは、手の重みで押すくらいのイメージでおこなう。最初に自分の腕などで力加減を確認し、実際に赤ちゃんに触ってみて、いやがらなければ大丈夫。では、親子のコミュニケーションを取りながら、我が子の体作りをサポートしてみよう!

筋肉の発達をマッサージで促し
バランスのいい身体を養う

子供の運動能力は、適切なトレーニングで伸ばすことができる。五感を刺激して脳の発達を促すベビーマッサージは、0歳からスタートでき、運動神経の向上に効果を発揮する。今回は、 我が子の“体作り”に焦点を当てて、蛯原さんおすすめのマッサージを聞いた。

「赤ちゃんにとって全身マッサージは、全身運動をしているのと同じくらいの刺激になるんです。体が温まって、汗をかくと新陳代謝が活発に。筋肉を刺激することで運動神経の発達を促すことができます」。

我が子の筋肉にほどよい刺激を与えることで、運動能力が高まる。さらに、手首や足首などの関節のマッサージもおすすめだそう。「小さいうちから関節を柔軟にしておくと、体のバランス感覚がよくなります。このとき、一緒に指先のマッサージもしてみて。赤ちゃんの体のすみずみまで血流がいきわたりますよ。体のバランスが整うと“ハイハイ”や“たっち”が上手にできるようになります」。

運動神経が向上すれば、転んだときにとっさの受け身がとれるなど、大けがのリスクを減らすことにも繋がる。まずは、我が子の身体バランスを整える気持ちで、ベビーマッサージにトライしてみよう。

FQ_EBI20160419_02
FQ_EBI20160419_03

 

蛯原家で心がけているのは
バランスの良い体作り!

1. “ハイハイ”で体のバランスを整える

“たっち”の前に、体のバランスを充分整える期間が必要。テーブルなどを避けて“ハイハイ”がたくさんできるようにしていた。

2. 赤ちゃん自身にバランス感覚を覚えてもらう

座ったり立ち上がったりしそうなときでも、手助けは我慢。バランス感覚を養わせ、転倒しても自分で手をつけるように、という工夫。

3. 抱っこのときは“丸く”なるように

抱っこのときは、極力赤ちゃんが“丸く”なるように意識。これにより“顎を引く”姿勢が習慣づく。姿勢良く歩けるようになる。

05【PROFILE】
蛯原英里(えびはら えり)
ena AMICE代表。1979年宮崎県生まれ。
2001年看護師国家資格を取得。
NICU(新生児集中治療室)に約6年勤務した経験を生かし、ベビーマッサージ講師として活躍。2014年、第1子を出産し、子育てに奮闘中。
http://ameblo.jp/ebihara-eri

Illustration » PANTODAIKICHI
Text » KANA IZUMI

FQ JAPAN VOL.38(2016年春号)より転載

 

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. パパ友の輪が広がりだす!電動アシスト自転車「PAS babby」で変わる送り迎えライフ
  2. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い
  3. 映画シナぷしゅ最新作公開! ゲスト声優・二宮和也にインタビュー
  4. テーマパークに持っていきたい!子連れ旅行を快適にする新作ベビーカーが今春登場
  5. 読者モニターが体感!無添加せっけん「アラウ.ベビー」でお風呂タイムを楽ちんに
  6. 幼児期の過ごし方で決まる?「小1プロブレム」&「小1の壁」の対策とは
  7. 【皮膚科医監修】弱酸性=肌に優しい、とは限らない!? 医師がすすめるベビーソープの選び方
  8. 【限定販売】メルセデス・ベンツのベビーカーが日本初上陸!本物志向のパパに贈る名品
  9. FQ読者が体験!理想の家づくりを成功させる「総合住宅展示場」活用ガイド
  10. クリスティアーノ・ロナウドに、子だくさんパパの子育て論を聞いた!

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.74 | ¥550
2025/3/7発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.71 | ¥0
2025/3/31発行

特別号
「FQKids」

VOL.21 | ¥715
2025/2/7発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード