注目キーワード

インタビュー

カリフォルニア生まれのベビーキャリア「オンヤベビー」が、日本上陸!

FQ JAPAN編集部では、onyababy(オンヤベビー)創業者のアリーシャ・リカード氏を「イクフェス2013」の会場でキャッチ、インタビューに成功した!

「山があり谷があるのは、むしろ街かもしれない」──説得力あるキャッチコピーとともに、10月1日より発売が開始となった「onyababy(オンヤベビー)」のベビーキャリア。赤ちゃんが生まれてもパパやママのライフスタイルを変えることなく、アクティビティな暮らしを楽しめるようサポートしたい……アウトドアメーカーの元バックパックデザイナーと共同開発したというそのベビーキャリアには、確かに従来品になかった「なるほど!」な機能が盛りだくさん。

FQ JAPAN編集部では、創業者のアリーシャ・リカード氏を、「イクフェス2013」の会場でキャッチ、ブランド誕生のエピソードや商品の特長についてインタビューすることに成功した!

onya_001

[onyababy アリーシャ・リカード氏 スペシャルインタビュー]

onya_003

──早速ですが、onya(オンヤ)のベビーキャリアの特長についてお伺いします。まずブランドの誕生が2010年ということですが、その経緯を教えていただけますか?

義理の妹ダイアナが、普段の子育てシーンの中で「こんなキャリアがあったらいいな」と思いついたことがきっかけなんです。それはお友達やそのお子さんとランチをするためにレストランに行ったときのこと。膝の上に赤ちゃんを載せて支えながら食べなければいけないから、そこら中に食べ物が散らかっちゃって大変だった、と。そこで彼女は「ベビーキャリアが椅子に固定できて、赤ちゃんを座らせる事ができたらこんなに便利なものはないじゃない!」と思いついたんですね。onya babyのベビーキャリアは、そんなアイデアからスタートしたんです。

──「椅子に固定できるキャリア」というアイデアが、まず一番最初にあったんですね!!

そうなんです。本当に不思議なんですが、今までのキャリアにはなかった機能ですね。

──しかし、そのほかのディテールに関しても、onya babyのベビーキャリアは、非常に良くできているという印象なのですが?

ありがとうございます。Onya babyのキャリアは抱っこもできるし、もちろんおんぶもOK。ショルダーストラップは肩のラインに沿うようにデザインされていて、ソフトでかつ薄手の生地を使っているので、着用していてもゴツゴツせず、着用感はもちろんシルエットもすっきりきれいに見えるようになっています。また、パッド内側には通気性のよいメッシュ素材を全面に採用していて、蒸し暑い日本でも赤ちゃんはとっても快適でいられます。ウエストベルトも非常に特徴的で、特殊なフォーム入りの生地は厚くて、幅も広い。洗濯機で洗う事もできます。このウエストベルトのおかげで、赤ちゃんの体重をしっかり腰で支えられるので、肩への負担が少なくて済むんです。大きなお子さんでも、大丈夫ですよ。ちなみにお子さんがある程度大きくなったら、特にパパには是非、このキャリアで「おんぶ」をお勧めしたいですね。とっても自然に身体にフィットするから、背負っているストレスも少ないし、赤ちゃんもパパも、とっても自然に過ごせるんです。

── ちなみに、このキャリアには、デザインのベースにアウトドア(バックパック)のノウハウが活かされているとか?

私と夫は、もともとアウトドア業界で働いていたし、そもそもスキーやロッククライミングなど、アウトドア・アクティビティが大好きなんです。バックパックのデザインをする友達もいて、ずっと「なんでバックパックみたいな素材や機能をもったベビーキャリアがないの!?」って思っていました。だから「ないなら、自分たちで創るしかない!」と奮起したわけなんですけど(笑)。

── 具体的に、そのノウハウが活かされている部分とは?

ほとんどすべての部分とも言えますが、細かいところでは例えば、おむつの替えや哺乳びんも入れられる両サイドのポケットがあったりとか、大きなポケットにちゃんとジッパーがついているのも、前屈みになった時に中のものが落ちたりしない、バックパック的な発想と言えるかもしれませんね。また背中のストラップは、通常のバックル固定だけでなく、クロスさせても使えるので、ママやパパの姿勢、そして何より赤ちゃんの姿勢を自然で快適に保ことができます。これも、長時間重いものを運ぶ必要があるバックパックからの発想ですね。だから富士山にも子供一緒に登れますよ! とにかく、バックパックって70年くらいの歴史があるそうですが、そんなに長い歴史の中で培われたノウハウを、今までベビーキャリーに応用されていなかったこと自体が、私たちには不思議でしょうがないくらいですよ(笑)。

── 言葉は悪いですけど、赤ちゃんって「何よりも大事に運ばなければならないもの」のはずなのに……?

その通りです!

── ありがとうございました!

 

onya_002 onya_004 onya_005

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左:ショルダーストラップにつける専用のよだれかけ「チューイー」(別売:¥2,625/税込)を装着した状態。

中:アリーシャさんの夫であり、onyababyのCOOビル氏が、装着方法を実演してくれた。

右:「イクフェス2013」会場AirBuggyブース内の「onyababy」展示コーナー前で、記念のツーショット。

onya_B

 

 

 

 

onyababy(オンヤベビー)ベビーキャリア
◎本体価格:¥17,850(税込)
◎サイズ:高さ53cm、腰ベルトx60cm〜128cm
◎対象月齢:生後4ヶ月(完全に首がすわってから)〜体重20kgまで

※写真は、インファントブースター(別売:¥3,990/税込)装着イメージ。

onya_C-710

カラーは全4タイプ。左から ジャバ(JAVA)、ウォーム・サンド(WARM SAND)、チョコレート・チップ・アイボリー(CHOCOLATE CHIP IVORY)、ジェット・ブラック(JET BLACK)。

onyababy japan公式サイト http://www.onyababy.jp/

関連記事

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 子供に自信をつけさせるメンタルトレーニング
  2. 1日数時間で!? おむつが外れるトイレトレーニングが凄かった
  3. 親子のソト遊びの新定番! 多機能フライングディスクがすごい
  4. 男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
  5. 子供が親によくする質問ベスト30を紹介「なぜ空は青いの?」
  6. SEXで大事なのは「触れあい」と「思いやり」
  7. ペダルが後付けできる! 3歳からのキッズバイク6選
  8. パパになったら絶対に使いたい! 子育てが圧倒的に楽しくなる厳選「父親向け育児アプリ」...
  9. 産後のママはどんな状態? 妻を支えるために知っておくべき『産後ケアの基本』...
  10. 子供が怖い夢を見たらどうする? パパとママがしてあげるべきこと

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.70 | ¥550
2024/3/8発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.68 | ¥0
2023/2/29発行

特別号
「FQKids」

VOL.17 | ¥715
2024/2/9発売

お詫びと訂正

  第16回 ペアレンティングアワード