注目キーワード

アイテム

ストライダー特別座談会~子供の「転ぶ」を考える~

STR_07

親の役目は、安心して転べる環境を作ること

●亀谷 「身体を動かすために、運動神経は大脳から出された指令を筋肉へと運びます。行った運動は脳に伝え返され(フィードバック)、この繰り返しで運動神経は向上していきます。」

●井手川 「フィードバック経験が多いほど、運動神経が発達するということですよね。僕は小さい頃、どれだけ転んだか知れません。でも考えてみると、これだけ激しいダウンヒルコースを走っていながら、これまで一度も骨折した経験がないですね。」

●岡島 「さすがですね!」

●井手川 「でもそれも、子供の頃、心配しつつも成長を見守ってくれた親のお陰かなと。僕が教室で子供たちに自転車を教えているときに“うちの子はまだ無理です”と決めつける親御さんもいらっしゃって。」

●岡島 「親の決めつけは、子供が何かに挑戦したいという気持ちまで奪いますね。
でも、小さいお子さんを持つお父さんお母さんが、お子さんのケガを心配される気持ちはわかりますし、ストライダーの購入を迷われている方からも、“やらせてみたいけどケガが心配”という声はよく耳にします。その辺りは難しいところかなと思いますが、いかがでしょうか?」

●亀谷 「そうですね。でも、親の役目は、子供の限界を決めることではありません。安心して転べる環境をつくるのが役目です。いざというときには、手助けすればいいんです。」

●井手川 「環境づくり、まさにそうだと思います。転ばないように行動を制限するのではなく、転んでもケガを最小限に抑えるためにヘルメットやプロテクターを付けさせたり。」

●亀谷 「転ぶ経験をすることで、子供はたくさんのことを学びます。ストライダーで転ばせる体験をさせて、子供が持っている潜在能力をどんどん開花させていきたいですね。」

STR_09
ストライダー
¥10,900(税別)
遊ぶ時はヘルメットを装着し、公道では遊ばず安全な公園や敷地内で、保護者の目が届く範囲で遊ぼう。
重さ:3.0kg、対象年齢:2~5歳、体重制限:27kg、カラー:全7色(ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、レッド、イエロー、ブラック)

【問い合わせ】
ストライダージャパン(豆魚雷)
03-5305-6895 www.strider.jp

Photo » HARUCHIKA KEIRA
Text » MIKAKO HIROSE

FQ JAPAN VOL.37/FQ JAPAN DIGEST VOL.35(2015-16年冬号)より転載

12

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. パパ友の輪が広がりだす!電動アシスト自転車「PAS babby」で変わる送り迎えライフ
  2. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い
  3. 映画シナぷしゅ最新作公開! ゲスト声優・二宮和也にインタビュー
  4. テーマパークに持っていきたい!子連れ旅行を快適にする新作ベビーカーが今春登場
  5. 読者モニターが体感!無添加せっけん「アラウ.ベビー」でお風呂タイムを楽ちんに
  6. 幼児期の過ごし方で決まる?「小1プロブレム」&「小1の壁」の対策とは
  7. 【皮膚科医監修】弱酸性=肌に優しい、とは限らない!? 医師がすすめるベビーソープの選び方
  8. 【限定販売】メルセデス・ベンツのベビーカーが日本初上陸!本物志向のパパに贈る名品
  9. FQ読者が体験!理想の家づくりを成功させる「総合住宅展示場」活用ガイド
  10. クリスティアーノ・ロナウドに、子だくさんパパの子育て論を聞いた!

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.74 | ¥550
2025/3/7発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.71 | ¥0
2025/3/31発行

特別号
「FQKids」

VOL.21 | ¥715
2025/2/7発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード