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フローレンス野崎氏が語るWLB「ビジョンを明確に」

パパの働き方講座 第2回。フローレンス代表理事・駒崎弘樹氏がレクチャーする、子供と過ごす時間を増やすための選択肢の数々とは!?

STEP2 自身の意識改革も!
ライフビジョンの明確化で
仕事効率化と育児時間を創出!

 

[取材協力]認定NPO法人 フローレンス・代表理事 駒崎弘樹氏

 

仕事の効率化につながる
モチベーションアップ術

「子供といる時間をもっともっと大切にしたい!」乳幼児の子育て期間は実はとても短いということに気づいた私は、ある日このような気持ちが沸き起こりました。

子供が小学生に上がるまでの6年間、どのような時間を過ごすのか、あるいはどのように増やす努力をするのか、それはすべて自分次第です。「なぜ働くのか?」「何のために生産性を上げるのか?」「何のためにワークライフバランス(WLB)を追求するのか?」、私はそういった“ライフビジョン”を紙に書き出すことで、「絶対に6時に家に帰る!」という目標を自らに課し、子供と過ごす時間を増やす努力をしました。

これを実行するためには、仕事の効率化が不可欠です。しかし、そのためにはまず、モチベーションを上げる必要があります。だからこそ、子供と初めて対面する「産休」は後々のモチベーションにつながる重要な機会。「子供といる貴重な時間を大切にしたい!」という強い思いが芽生えたら、その時の想い(=目標)を書き出して“ライフビジョン”を明確化することが大切です。そして、それを何度も見返して、自分自身に刷り込んでいってください。そうすれば、それを実現させたいという気持ちが高まり、自然と仕事も捗ることでしょう。

何のために働くの?
ビジョンを言語化して明確化しよう!

現在2人の子供がいますが、「早く帰って息子と戦いごっこしたい!」という思いが日々のモチベーションとなっています。子供との時間は、自身にとって最高の自己投資なんです!

「みんなが幸せになる働き方」は誰にでも見つけられます。“ライフビジョン”の言語化という方法以外にも、「産休」「育休」の取得など、選択肢は山ほどあるのです。あなたも自分に最適な方法を探してみてください!」

Text » MIKAKO HIROSE
(2015.10.19)

FQ JAPAN VOL.36(2015年秋号)より転載

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