父親だって、褒められたい?
高良健吾さん主演映画『きみはいい子』6/27公開!
2015/06/24
── わかりました。ありがとうございます。ちなみに、今回はたくさんのお子さんと触れる役柄でしたが、高良さんご自身が父親になるというイメージはあるのですか?
あります。いつかは父親になりたいです。
── どんなお父さんになるのでしょう。
ちゃんと子供を誉める父親になりたいですね。
── 子供がいて、となると、ベースとなる家庭があることになりますが、理想とする家庭像はありますか?
会話がある家族がいいです。あと、兄弟や姉妹がいるのなら、ちゃんと分け隔てなく接したいです。僕には兄がいるのですが、「お兄ちゃんなんだから」と、いろんなことを我慢させられていたように思っています。そうはしたくないかなぁ(笑)。
── お父さんとは仲良しなんですか?
仲いいです。父が旅行関係の仕事をしていたため、子供の頃から家族で出かける機会がたくさんありました。自然が豊かな場所に行って旅館に泊まるのですが、旅行関係の仕事をしているだけあって、ハズレがないんです(笑)。子供の頃は自然のなかでセミを捕まえたり、クモを捕まえたりして遊んでいましたね。カナヘビを飼っていたこともありました。
── いまでも虫は得意ですか?
もう無理です。せいぜいセミくらいかな?
── 将来、お子さんができて「カナヘビを捕まえて!」とせがまれたらどうしましょうか。
そうだなぁ……そのときは捕まえるかな。うん、捕まえます(笑)。
出演:高良健吾、尾野真千子ほか
監督:呉美保
原作:中脇初枝「きみはいい子」(ポプラ社刊)
配給・製作プロダクション:アークエンタテインメント
6月27日テアトル新宿他にて全国ロードショー
http://iiko-movie.com/
ディスコミュニケーションが叫ばれる現代社会。しかし、ひとりでは触れる事のできない「しあわせ」がある。学級崩壊、幼児虐待……悩みや問題を抱える主人公らが、他者との関わりに光を見いだし、新たな一歩を踏み出していく物語。原作となる同名小説は、大人も子供も共有できる優れた作品に贈られる文学賞「第28回坪田譲治文学賞」、2013年本屋大賞第4位に輝いた話題作だ。
1987年11月12日生まれ、熊本県熊本市出身。TEN CARAT所属。熊本市わくわく親善大使。2005年に俳優デビューし、2006年公開の『ハリヨの夏』で映画初出演。2013年、主演映画『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞受賞。実力派として注目を集めている。放送中の大河ドラマ『花燃ゆ』では高杉晋作を熱演。
Text » AKIO INOUE
Photo » MIHO FUJIKI
<衣装クレジット>
スーツ ¥345,600、Tシャツ ¥46,440(全てエトロ/エトロ ジャパン tel:03-3406-2655)
(2015.6.24up)