0歳からでも大丈夫! はじめてのクラシック講座
2015/03/19
偉大な作曲家たちの“PASSIONS”を感じよう!
いっぽう、もっと本格派を!というパパにおススメなのは、ゴールデンウィークに開催されるフランス発の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」だ。
「ラ・フォル・ジュルネ」は、1995年にフランス北西部の港町ナントで誕生したクラシックの音楽祭で、2005年には「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」として日本に上陸。日本での公演は2014年までに延べ640万人の来場を記録し、丸の内においてゴールデンウィークの風物詩にもなっている活気ある音楽祭だ。この音楽祭の一番の特徴は、世界で活躍するトップアーティストたちの演奏やパフォーマンスが、1.500円~4.500円という手頃な価格で楽しめるという点。コンサートは、同時並行的に朝から晩まで開催されていて、その数は無料コンサートを含めるとなんと1日100公演以上! 来場者は好みの公演を気軽に選べるうえ、時間を忘れてクラシック音楽の世界を堪能できるのだ。
また、この音楽祭は、開催にあたり毎年テーマが設けられている。2014年に10回目を迎えた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」の2015年のテーマは、“PASSIONS(パシオン)”。ルネッサンス期から現代まで続く長い歴史の中で作曲家たちが表現した“PASSIONS”の数々を「祈りのパシオン」「恋のパシオン」「いのちのパシオン」とカテゴライズし、音楽が奏でる三者三様の“PASSIONS”を感じられるプログラムに。
さらに、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン『熱狂の日』音楽祭」では、幼いころから子供たちには本物の音楽に触れてほしいという思いから、0歳から参加できるプログラムを用意するほか、18:30より前に開演する日中の公演は3歳以上であれば入場を可能にして子供のコンサートデビューを応援する取り組みも行っている。さらに、子供向けのプログラムでは、「こどもたちの音楽アトリエ」という体験型のイベントも充実しているので、子供たちは全身で音楽を感じられるはず。
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2015」は、5月2日(土)~4日(月・祝)の3日間にわたって、東京国際フォーラムを中心とした大手町・丸の内・有楽町エリアで開催。偉大な作曲家たちが残した感性に触れて、親子で共に五感を刺激する休日はいかが?
DATA
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2015」
開催期間:5月2日(土)、3日(日)、4日(月・祝)
場所 :東京国際フォーラム、よみうりホール、
大手町・丸の内・有楽町エリア(東京都)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(熱狂の日)音楽祭2015
お子さまと楽しむ「ラ・フォル・ジュルネ」
(2015.3.19up)
Text » SAYAKA MAENO