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FQ JAPAN冬号特集:夫婦のカンケイ

あのブラピ&アンジー夫妻が、長年の事実婚関係から、結婚というカタチを選択した。このニュースをきっかけに、今「結婚」というものが見直されている。

3290万2000通りの幸せ

あのブラピ&アンジー夫妻が、長年の事実婚関係から、結婚というカタチを選択した。
このニュースをきっかけに、今「結婚」というものが見直されている。
日本が今の一夫一婦制を導入したのは明治時代。それから百数十年、今この国には、3290万2000組の夫婦がいると言われている。さらに世界に目を向けてみると、やはり膨大な数の夫婦が存在するのだ。
日本とは全く違う「結婚」のカタチを、FQによせられた各国のレポートのなかから少しずつ紹介しよう。

» 結婚は3種類! 自分のスタイルで幸せになる~フランスの場合~
フランス人は結婚のカタチを選ぶ。「ユニオン・リーブル」「PACS(パックス:連帯市民協約)」「結婚」という3種類の夫婦関係があるのだ。
日仏の夫婦関係で決定的に異なるのは、どんな夫婦関係をとっても世間の偏見がないということ。そしてフランスで夫婦とは、完全なるパートナーである。相手がパートナー足りえる場合はずっと一緒にいるし、足りえない場合は子供がいようがきっぱり別れる。そのため夫婦になっても男は男として、女は女として自立している……(フランス在住ライター・加藤亨延)

» 事実婚は別れた時のダメージが小さい?~フィンランドの場合~
フィンランドでは既に70年代からの歴史がある「事実婚」。18歳で成人するこの国では、そのぐらいの年で親元を離れて暮らすようになるのだが、何をするにも税金が高いので、恋人ができると経済的な理由からも住まいを共にする傾向が強い。
筆者が2000年に初めて出会ったフィンランド人の事実婚者は育児休暇から復帰したばかりのママ。「結婚したのはいつ?」と聞くと「子供の父親とは結婚はしてないの。私たちの愛は神に誓わなくても証明できるから」と断じられた……(フィンランド在住ライター・靴家さちこ)

» カトリックが結婚形態までも左右する~イタリアの場合~
イタリアの場合、カソリックの総本山バチカンのおひざ元ということで、結婚には宗教が大きく影響している。恋愛の国というイメージがあるイタリアでも、もちろんラブラブの夫婦ばかりではないのだが、それにもかかわらず「家族(夫婦)は仲良く、いつも一緒。もちろん離婚はあり得ず、夫婦は生涯貞節を守る」……というような宗教に基づいた古典的な理想があるので、それとのジレンマやひずみが妙な結果を招くことも……(イタリア在住ライター・たなかみき)

» お互いハッピーならそれでよし? 夫婦のカタチも多彩~アメリカの場合~
アメリカの夫婦というとみなさんはどんなイメージを持ちますか。しょっちゅうI love youと言い合い、定期的に子供を預けてデートへ出かけ、ことあるごとにハグだキスだと年中ラブラブな感じ? はい、それもアメリカの夫婦の姿。しかし、数字的には2組に1組が離婚に至り、世界トップクラスの年間離婚件数を誇るのもアメリカです。
結婚・離婚を複数回体験する人がいる一方、未婚を貫くカップルも急増中です。『ニューヨーク・タイムズ』によると、30歳未満の女性で婚外子を持つ割合が急増し、50%にも達しているそう。さらにはアメリカではお父さんが二人、またはお母さんが二人という同姓婚家庭も多いのです……(アメリカ在住ライター・スズキマサミ)

国によって、こんなにも異なる「結婚」のかたち。そう、「幸せな結婚」に教科書なんてないのである。人それぞれ、夫婦もそれぞれ、感じる幸せは違うのだから。
12月1日発売のFQ JAPAN最新冬号では、日本や海外で幸せに暮らしている、多種多様な夫婦のカタチを紹介する。さらに、「セックスレスとの向き合い方」や「上手な夫婦喧嘩の方法」など、いつか壁にぶち当たったときに備えて、専門家からアドバイスも伝授。

「自分たちにとって今の生活が本当に一番幸せだろうか?」
「もっと2人で幸せになれる方法はないだろうか?」
是非今の自分たち夫婦のカンケイについて改めて考え、話し合うきっかけにしてほしい。

●他にも、乾燥する冬を乗り切る「我が子のためのスキンケアテク」やアメリカ最大級の育児展示会「ABC Kids EXPO2014」のレポートなど、最新冬号も男の育児に欠かせない情報満載でお届け!
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