男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
2024/06/01
症状5 働けども働けども……。
育児用品って買っても買っても終わりがない! どんなに働いてもすぐ給料が上がるわけでもなく、自分で使えるお金も少ない。何のために働いているのか、時々わからなくなります。(ジェームズ・30 歳)
<処方>
子供を持つということは、まるでパリス・ヒルトンのパトロンになったみたいに消費が激しい。子供のためにできることは何でもやってあげたいけど、請求書の山は誰だって恐ろしい。まずはポジティブに考えること! 家庭を持つ前は自分のために使えたお金が、今は家族のための出費として消えていく。それをストレスと捉えずに、キャリアとモチベーションの上昇につなげるのだ。「稼がなければ」という気持ちを成功するためのきっかけにしよう。もちろん、たまには自分のためにお金を使ってバランスをとるのが大事。
症状6 仕事がうまくいかない!
仕事でちょっとしたミスを繰り返してしまいます。多分、慣れない育児で疲れているんだと思いますが……。上司からの信頼を失ってしまいそうで、心配なんです。(オリバー・33 歳)
<処方>
育児に休日はない。毎日慣れない育児をしていれば疲れてしまうのは当たり前。だからといって、仕事でミスをしてしまうのはよくない。そんなときは、会社の育児支援制度を使って乗り切るのだ。もしも、会社にそのようなサポート制度が整っていない場合には、他のパパ社員の力を借りよう。社内で父親を経験しているのはあなただけではないはず! お互いアドバイスしあったり、仕事帰りにちょっとだけグチを言い合ったり。フランクな集まりを立ち上げて、経験をシェアしてみよう。
症状7 子供の世話が下手なんです。
ミルクを飲ませれば子供がむせるし、オムツもうまく替えられない。何をやってもうまくいかないから、妻に申し訳なくて。子育てに関してはあまりにも自分が役立たずで、子供が生まれてから凹みっぱなしです。(雄介・36歳)
<処方>
ミルクを飲ませることすらできない自分のふがいなさと、父親のイメージはかけはなれていて自信をなくすこともあるかもしれない。でも、最初からなんでも上手にできる人はいない。子供が生まれてからずっとオムツを替え続けている妻が、上手になるのは当たり前! 子育ては練習あるのみ! 多少下手でもミスを恐れずに、どんどん参加しよう! 何回も繰り返すうちに必ずうまくなってくるし、妻にも感謝される。