ベストショットを逃さない10の子供撮影術
2014/09/04
おもちゃで遊んでいるときこそ
大事なシャッターチャンス!
カメラを意識させずに撮る王道テク。おもちゃやぬいぐるみといった、子供が大好きで夢中になれるモノで遊ばせながら撮影してみよう。しばらくは一緒に遊んだりして、子供をリラックスさせることも大事。徐々に緊張を忘れ、表情も緩んで自然な雰囲気を作りやすくなる。おもちゃを与えると同時にカメラを構えるのは極力避けたいところだ。
成長する我が子の
あらゆるところを撮影!
ぜひ自慢の我が子アルバムを確認してみてほしい。撮った写真は可愛い笑顔ばかりなのでは? ここでオススメしたいのは、表情だけでなく、成長段階の小さい手や足、サラサラな髪の毛……といったカラダのパーツだけを接写してみること。我が子が大きくなったとき「こんなに小さかったんだよ」と思い出トークに花が咲くに違いない。
焦点をロックして
ボケない1枚をしっかり撮る
多くのオートフォーカスカメラは、基本的にはファインダーの真ん中に焦点が合うように設計されているため、人数の多い写真ではボケることも多い。そこで被写体をファインダーの中央に持ってきてシャッターボタンを半押しに。そして被写体を望む構図のファインダー位置におくまでカメラを動かして、ベストな構図になったら初めてシャッターを全押ししてみよう。しっかり焦点の合った撮影が可能となる。
子供の視線の先に
空間を作ってみよう
想像力をかきたてるようなストーリー性のある1枚を残したいなら、子供の視線の先に空間を作るテクニックも狙い目。その際、背景はなるべくシンプルに白などにまとめるのがベスト。その空いたスペースに吹き出しメッセージを入れたりすれば、ポストカードや年賀状にも使うことができる。なるべくアップで撮影すると雰囲気のよい写真を撮ることができる。
目線をゲットしたいなら
「いないいないばぁ」で!
赤ちゃんは音のする方向を見ることが多いので、撮影の際は常に話しかけることで、目線をカメラ側に誘導するのが、カメラ目線ゲットの基本テク。さらに「いないいないばぁ」を有効活用することで目線&笑顔ゲットの確率もさらにアップ! 「いないいない……」で赤ちゃんの興味を引きつけて、「ばぁ!」の瞬間にシャッターを押してみる。きっと最高の笑顔をレンズに向けてくれるはずだ。
FQ JAPAN VOL.24(2012年秋号)より転載