【ジャック・ブラック】育児を楽しむ「元祖セレブDAD」
2013/08/29
どの出演作でもはじけた演技で強烈なインパクトを残すジャック・ブラック。そんな彼も、家では若干テンション抑えめで、2児の子育てに奮闘中。生後半年の赤ん坊とも会話できる(?)スーパーDAD、 ジャック・ブラックの親バカライフを直撃した!
育児を楽しむ「元祖セレブDAD」
ジャック・ブラック
映画『ホリデイ』『キング・コング』『スクール・オブ・ロック』『ナチョ・リブレ覆面の神様』『カンフー・パンダ』(声優として)など、数多くの映画に出演するハリウッドスター、現在39歳のジャック・ブラックも、2人の息子を持つ父親だ。ジャックは長年交際していたコメディアンのローラ・カイトリンガーと別れた直後、友人のバースデイパーティで同窓生のチェロ奏者、ターニャ・ヘイデンと偶然再会。それから1年もたたないうちに、2人は〝駆け落ち.した。そして3ヶ月後の2006年6月、ターニャは長男サミュエルを出産。2008年5月には次男トーマスが生まれた。
子供だったらみんなこう思うはず。「自分の父親がジャック・ブラックだったらどんなに楽しいか……」。彼は長男の誕生時に「いきなりセレブパパがたくさん現れたけれど、最初に子作り宣言したのは僕だって言いたいね!」「地球上で最高の父親になるよ」など、数々の名言をコメントしたくらい子煩悩パパであることは有名。そんな彼に最新映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』のエピソードと、子育て生活について聞いた。
子供が生まれたとき?
そりゃ泣いたさ!
FQ まずはあなたの子育て生活について伺います。父親になって変わったことは?
ジャック・ブラック(以下JB) 体重が増えちゃったことかな。何でだろうね? それに筋肉も増えた。赤ちゃんをいつも抱っこしてるからかな。子供ができる前だったら不安に感じたようなことも、今は全然気にしなくなった。喜びにあふれてるんだ。
つまんないことにストレスを感じていたのが夢みたいだよ。仕事で演技が上手くいかなかったこととかね。もう小さなことは気にしない。気にしてるくらいだったら、家族のために早く家に帰ったほうがイイって! それって楽しい考え方でしょ? 小さなことなんかでクヨクヨしてられるほど、人生は長くないよ! あ、それとあまり外出しなくなったね。今は楽しいことは全部家の中にある。だから、みんなにウチに来てもらうしかないよね。
FQ お客さんが来たら、どんな風にして楽しませてあげるの?
JB まずは餌付けだよ(笑)。庭で食事しながら会話して、リビングでくつろいで映画を見て。ウチにはでっかいスクリーンがあるんだ。めっちゃデカイやつ。いわゆるプロジェクターってやつなんだけど、オススメだね。画面に顔を近づけてみなよ。もっと面白くなるから(笑)。
FQ 映画を観て泣いたりする?
JB いつもだよ! 僕は涙もろいんだ。テレビCM観ても泣いちゃうよ(笑)。この前なんか、シリアルのCMで、お父さんが子供に食べさせるときに、いつも「ママ」って言いながら食べる子供が、ついに「パパ」って言ったんだ。それを観てたらつい涙が……。自分の子供もそうだったからね。長いこと「パパ」って呼んでくれなくてさあ……。
FQ じゃあ、子供が生まれたときはもちろん……。
JB 泣いたに決まってるでしょ!