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インタビュー

映画シナぷしゅ最新作公開! ゲスト声優・二宮和也にインタビュー

前作で累計動員約20万人のスマッシュヒットを達成した『シナぷしゅ THE MOVIE』。念願の第2作目となる最新作では、陽気なタクシードライバー「ぱるてぃ」を二宮和也さんが演じる。初めての乳幼児向け映画作品で演じる難しさや映画の見どころについて聞いた。

<目次>
1. ゲスト声優・二宮和也インタビュー
2. 映画『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』3つの見どころ
3. 映画『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』情報

 

映画鑑賞が
次のステップへの後押しになる

―― まず出演の依頼を受けたときの第一印象を教えてください。

最初は驚きました。でも、自分にとっては乳幼児向けの作品に出演することは挑戦になると思ったので、断る理由はなかったですね。
子どもを中心としたファミリー向けのエンタメで、しかもセリフもほとんどない。
その中で、どういった感動や喜びを伝えられるんだろうと、ワクワクしました

―― 『シナぷしゅ』という番組についてはご存知でしたか?

共演経験のある玉木宏さんが前作の映画に出演していたことも知っていたし、一緒に番組を見たこともあります。
だから出演が決まったときは不思議な感覚でした。

―― 「ぱるてぃ」を演じるに当たって難しかった部分や気をつけたところについて教えてください。

僕はせっかちだからか、普通に話すと早口になりがちなんです。
子どもたちが見るものだからスピード感には気をつけました
玉木さん演じる「にゅう」が低い声なので、声の高低差でもアドベンチャー感が出るように明るく喋ることを意識しています。
監督と擦り合わせたのはそのくらいで、あとは自然に収録ができました。

―― 出演によって、今後の俳優業にどんな影響がありそうですか?

僕にとって、子ども向けの劇場アニメ作品に参加するというのは貴重な機会でした。
それでいて、素直な気持ちで選んだアプローチが監督や制作の方から認められて、自信を持って演じられたのはとても良い経験になったと思います。
実写でドラマや映画に出演するときは、台本を疑ってかかるタチというか(笑)。
もっと、いろいろな表現のパターンを探っていくタイプなんですけど、今回は子どもとピュアに向き合うことが大事だろうと考えました。

―― 原点に戻ったというようなイメージでしょうか。

そうですね。あまりにも素直な演技をするのって、僕の年齢になると「怖いな」と思うことでもあって。
でも、あまり喋らないキャラクターを演じることで、言語にとらわれず表現するという自分にとっての新しい可能性を見つけられたのかなと。
とてもありがたい機会でした。

―― 二宮さんのお気に入りのシーンがあれば知りたいです。

やっぱり、ラストのお祭り感がすごく好きですね。
オールスターが一堂に会する豪華さを味わってほしいです。
テレビ放送版の『シナぷしゅ』を知っているからこそ感じられる特別感でもあるんじゃないかな。

―― 最後に、子育て中の読者に向けて、映画館で観るということの魅力を教えてください。

子どもにとって「初めて映画館で映画を観られた」という成功体験を得られるのって、とても大きなことなんじゃないかなと思います
もし、いつもと違う環境で泣いちゃったとしても「映画館に行った」という経験になるし、「もう一回観に行きたい」とか「ぷしゅぷしゅみたいに旅をしてみたい」とかって家族みんなで話してもらえたら嬉しい。
映画鑑賞という体験が、次のステップに行くためのきっかけになってくれたら良いですね
 

映画『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』3つの見どころ

「泣いたってだいじょうぶ。」を合言葉に、赤ちゃんの映画館デビューを応援。0歳から楽しめるお話に、大人も子どもも0 歳から一律1,000 円(税込)の鑑賞料を設定するなど、ストーリーとサービスの両面から親子鑑賞をサポートする。初めての映画館が待ち遠しくなる3つの見どころを紹介!

①そもそも「シナぷしゅ」って?


©TV TOKYO

プロデューサーが「子どもに見せたいと思える」番組を作りたいと企画したのが始まり。自身も出産・子育てに奮闘しながら、忙しい現代の保護者に寄り添う番組を目指し、2019年にトライアル番組として放送。「赤ちゃんが泣き止んだ」など大きな反響があり、公式YouTubeチャンネルでの配信などの斬新な取り組みも注目された。200種以上の個性豊かなコーナーが乳幼児を夢中にさせている。

 

②0歳で映画館デビューできるの!?


シナぷしゅ THE MOVIE』。赤ちゃんが驚かないように照明は少し明るく、優しい音量で上映する。さらにメインのストーリーパートは約40分とコンパクトに。2Dアニメーションやクレイアニメ、パペットなど演出がどんどん切り替わるなど、飽きずに鑑賞できる工夫がいっぱいだ。もちろん、泣いても、音を出しても大丈夫。最後には写真撮影タイムも。

 
③映画版ならではのスペシャルキャスト!


新キャラクターの陽気なタクシードライバー「ぱるてぃ」を二宮和也(特別出演)が演じ、さらに前作から引き続きタオルのようせい「にゅう」を玉木宏(特別出演)が演じるなど、キャスティングにもオリジナリティが溢れる。おなじみの歌や仲間も多数登場するからレギュラー放送ファンも大満足。子どもと一緒に大人も楽しめる!
 

DATA

映画『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』
5月16日(金)ぷしゅっと全国ロードショー


主人公「ぷしゅぷしゅ」と相棒の「にゅう」、そして新キャラクター「ぱるてぃ」が冒険を繰り広げるオリジナルストーリー。夏と秋が“がっしゃん”した島「どんぐりアイランド」を舞台に、ノリノリのリズムで個性的な住人たちがお出迎え。しかし、とあるハプニングが発生してしまう! 番組でおなじみの仲間たちと、人気コーナーや歌がつぎつぎに登場するおはなしパートは、あっという間の40分。0歳から安心して楽しめる映画の最後には写真撮影タイムもあり、親子の楽しい思い出作りをアシストする。

声の出演:ぷしゅぷしゅ/花谷聡亮 他
特別出演:にゅう/玉木宏、ぱるてぃ/二宮和也
制作:テレビ東京・ダダビ 配給:ローソン

©SPMOVIE2025

 

PROFILE

二宮和也
1983年生まれ、東京都出身。1999年に嵐のメンバーとしてCDデビューし、これまでドラマや映画に多数出演。2006年にはハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演。2016年には、『母と暮せば』で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。アニメーション作品に声優として参加するのは、19年ぶりとなる。


写真/コウ ユウシエン
文/いずみかな

FQ JAPAN VOL.74(2025年春号)より転載

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