ミラノの体験学習スポット!科学技術博物館に没入型新エリアが登場
2025/04/25

世界の子育て事情をお届けする「WORLD DAD JOURNAL」。今回は、イタリア・ミラノにあるレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館の新エリアをご紹介。子どもたちが、遊びながら科学やアートに触れられる没入型ラボスペースの魅力に迫る。
メイン画像:子どもたちは体験しながら科学や自然、テクノロジーについて学ぶ。 ©MUSEOSCIENZA
科学技術博物館の
没入型新エリアが誕生
ミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館に、3~6歳までの子どもたちを対象とする、芸術と科学が融合したラボスペースが誕生した。400平方メートルのスペースは5つのエリアに分かれており、それぞれのエリアで、自然、アート、プログラミング、図形、そして博物館のコレクション(主に科学的な発明物)について、子どもたちが体験を通して学べる仕組みになっている。
週末や学校の休みの時期には、予約制で1時間程度のワークショップも行われる。遊び感覚で科学やテクノロジーに触れる没入的体験は小さな子どもたちにとって大きな刺激となることだろう。
©MUSEOSCIENZA
文/田中美貴
FQ JAPAN VOL.74(2025年春号)より転載