岡田圭右『息子の反抗期には「反抗期返し」で対抗してます』
2014/07/08
息子の反抗期には「反抗期返し」で対抗
そんな岡田さんだが、家庭のにぎやかさでは負けていない。
「とにかく会話を大事にしてます。家でゴハン食べるときは、なるべくたこ焼きとか鍋とかみんなで囲んで食べられる料理にして、ワイワイガヤガヤやってますね。中学や高校の男の子って親と口をきかなくなるじゃないですか。ウチもいわゆる反抗期で息子が無口になったことがありましたけど、そのとき僕は『反抗期返し』を仕掛けました。ダンマリを決めこむ息子にひるまず、こっちはベラベラとしゃべる。
距離を置いてしまうと、離れていく一方やと思ったんです。やりすぎて『チッ』って舌打ちされたこともありましたけど。嫁に対しても同じで、何でも言葉にすることを大切にしてます。『ありがとう』の気持ちをきちんと口で伝えないと、女の人には届きません。
記念日にはサプライズも企画してます。でも昔、結婚10周年を記念してペアの高級腕時計をプレゼントしたら『コレどうせ偽物やろ!』っていわれまして。ショックでしたけど、そのくらいでめげるわけにはいかない。芸と同じで続けることが重要だし、それが夫婦円満の秘訣なんです」。
中学2年生という多感な時期の娘さんからも慕われている岡田さん。今も2人で出歩くことがあるそう。
「僕は服装を結構気にしてます。高2の息子に流行っている服を聞いたりしてね。娘だって老けこんだお父ちゃんの隣を歩くのは嫌でしょう。。ときどき『若作りしすぎちゃう?』とか言われますけど、そうやって会話が生まれること自体いいことやと思います。
だから、オシャレなお父ちゃんでいることを諦めないのも大事ですよね。ヒーローと同じように、やっぱり父親も簡単にめげたり、諦めたりしたらダメなんですよ」。
PROFILE

岡田圭右 KEISUKE OKADA
1968年11月17日生まれ。大阪府出身。1993年漫才師「ますだおかだ」を結成。豊かな声量とオーバーリアクション、その場の空気を凍らせる「すべり芸」を持ち味としている。2002年「M-1グランプリ」優勝。主な出演番組は「PON!」(日本テレビ系列)「すイエんサー」(Eテレ)など。高校2年生の長男、中学2年の長女がいる。
DATA
岡田さんが黒マジョ・マジョーラ役で参加!
アンパンマンで描かれる「真のヒーロー」とは?

やなせたかし先生原作の「アンパンマン」劇場版シリーズ最新作。ある日、何者かによって毒リンゴに変えられてしまった美しい島「アップルランド」のりんご。大切なふるさとを元通りにするために、アンパンマンとりんごぼうやは魔法の種を探しに旅立つが……。“かっこいいヒーローに憧れる” 新キャラクターのりんごぼうやを通し、“真のヒーローとは何か?”という問いに答えていく。
同時上映:『たのしく てあそび ママになったコキンちゃん!?』
公開:7月5日(土)全国ロードショー 配給:東京テアトル
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV ©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2014
Styling >> SAKI OHSHIBA
Hair-Make >> MANAMI NEMOTO
Text >> TAKESHI TOYAMA