子どもの歯並びが悪くなってしまう前に…食事法を変えて予防しよう!
2024/09/01
子供を虫歯から守るのは親の責任!子どもの虫歯や歯並びが悪くなるのを予防するためにできる食事法や習慣を紹介します。
虫歯予防のためにできる食事法3選
×寝ながら母乳
歯が生え始める1歳以降、夜中の母乳は虫歯の原因に。生え始めは虫歯になりやすく、就寝中は虫歯菌がもっとも活躍する時間帯。母乳は1歳で終了するのが◎。
×よく噛まない
食事をすると口内は酸性になるが、だ液が中性にする。噛まないとだ液が分泌されず、あごも未発達になり、口内のスペース不足で歯並びが悪くなり虫歯の原因に。
×だらだら食べ
おやつやジュースと、だらだら間食を続けていると、口の中は常に酸性の状態に。これではあっというまに虫歯になってしまう。規則正しい食事が虫歯を予防する。
歯並びが悪くならない
ためにできること
姿勢を伸ばす
テーブルとイスの高さが合わず足がブラブラしていると×。噛み合わせにも影響を及ぼす。両足の裏をしっかり床につけ、背筋を伸ばしての食事を心掛けよう。
鼻呼吸の練習
口呼吸は出っ歯になりやすい。唇周辺の筋肉も弱く、だらしない顔になる。鼻呼吸は病原菌の繁殖を抑え、免疫力を高め、集中力をアップさせ、結果的に虫歯予防につながる。
→それでも歯並びが悪くなってしまったら
小児矯正治療は早めにスタートすれば、歯を抜かずに治療ができる。装置は取り外し可能で、装着するのは家だけでよい。しかも治療中の痛みはひどくなく、月1回の通院でOK。矯正後は自然で美しい歯並びになるだけではなく、鼻呼吸になって免疫力もアップ。あごが正しい大きさに広がり、将来、虫歯や歯周病になりくくなる。
DATA
白金こどものはいしゃさん
予防中心型小児歯科。コンセプトが「子供もパパもママも楽しく通えるはいしゃさん」。内装はまるでアミューズメントパークのようで、天井のモニターでアニメを見ながらの治療など、楽しく通える工夫が凝らされている。
東京都港区白金1-26-4 アイム白金高輪1F
☎03-5789-8778
http://kodomo-shika.in
PROFILE
【監修】園延妙子(そのべたえこ)
「白金こどものはいしゃさん」院長。1児の母。明るく・元気に・楽しく・優しくがモットー。遊園地のような待合室で、どんな歯医者嫌いの子供でも、ここに来れば笑顔で口を開けることで有名。
Illustration >> MAKOTO HIRASAWA
Text >> MIKAKO HIROSE
※FQ JAPAN vol.23(2012年夏号)より転載
※2014年に公開した記事の更新版です