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インタビュー

【現地レポート】日本を代表するベビーブランド「アラウ.ベビー」の海外展開に迫る

8月中旬、台湾で開催された大型ファミリーイベントに出展した「アラウ.ベビー」。「無添加+天然ハーブ」にこだわり、スキンケアを中心とした商品を手掛けるベビーブランドは、台湾のパパ・ママにはどう映ったのか。その人気ぶりを現地からレポートする。

<目次>
1.台湾のファミリーイベントでも大人気!日本ブランドの品質と実力は世界基準
2.台湾のパパママが抱くアラウ.ベビーの印象とは?
3.台湾の人気ショップも一目置く、その品質と実力を現地レポート!
4.サラヤが描く「アラウ.ベビー」の今後のアジア戦略とは?
5.赤ちゃんのお肌を守る無添加スキンケアのアラウ.ベビー商品ラインナップ

 

台湾のファミリーイベントでも大人気!
日本ブランドの品質と実力は世界基準

2024年8月17〜18日の2日間、台湾の最大都市・台北で注目のファミリーイベント「可愛いママFestival」が開催された。

本イベントは、日本全国で年間60回ものイベントを展開している「リトル・ママフェスタ」を運営する株式会社エンファムが手掛けており、企業の出展ブースでも、全16社中、約半数が日本企業の出展となった。
 

 
なかでも特に盛況だったブースが「アラウ.ベビー」(サラヤ)のブース。
お風呂アイテムやスキンケアアイテム、洗たく用品などを多数展開している同ブランド。台湾でも日本とほぼ同じラインナップを販売しており、ブースでは商品をほぼ全ラインナップで展示し、各アイテムの説明やSNS誘引、プレゼントキャンペーンなどを展開。2日間で約6,000名の来場のあった同イベントだが、おそらくイベント内でも屈指の集客を誇る盛況ぶりであった。

「アラウ.ベビー」のブースでは、台湾のスタッフが終始商品説明を行うなど、常にパパ・ママが訪れていた。

ブースでは日本でも絶大な人気を誇る「泡全身ソープ」や「洗たくせっけん」などを展示。台湾では「泡ほ乳びん食器洗い」が特にセールス好調とのこと。

ブース出展に加え、会場内の体験コンテンツエリアでは専任講師による、「アラウ.ベビー」を用いたベビーマッサージ教室も開催。

ベビーマッサージ教室終了後は、無添加やスキンケアの講演も開催。サラヤ株式会社 広報宣伝統括部長の廣岡 竜也氏(左)によるレクチャーに全員真剣な表情で耳を傾けていた。

 

台湾のパパママが抱く
アラウ.ベビーの印象とは?

ブースではプレゼントキャンペーンなどの集客誘引施策を実施していたものの、多くのパパママが「アラウ.ベビー」の成分や使い方などを、熱心にスタッフに聞いていたのが印象的だった。なぜここまで注目度が高いのか? 台湾での「アラウ.ベビー」の販売を手掛ける貝恩企業有限公司のゼネラルマネージャーであるマルコ・リー氏に話を聞いてみた。


貝恩企業有限公司 ゼネラルマネージャー マルコ・リー氏

「台湾は現在、日本と同様、世界的に見ても屈指の少子化大国になりつつあります。2023年の出生数は約13万人で、2024年はこれよりもさらに下がる可能性があります。そのため1人1人のお子様に注ぐ愛情と、商品の品質へのこだわり意識はすごく高く、必然的に日本ブランドへの注目が高くなっています。特に『アラウ.ベビー』の無添加である成分と洗浄力の高さは、台湾のママたちからの評価も絶大です」(マルコ氏)。

「可愛いママFestival」でもその人気ぶりがうかがえた「アラウ.ベビー」。今後もイベントやSNS訴求などを駆使し、さらなる拡大を狙うとのこと。台湾での販促展開は今後も注目だ。

 

台湾の人気ショップも一目置く
品質と実力を現地レポート!

今回、イベント視察に加え、台湾の有数ベビー用品ショップでの販売状況も取材。各店舗の台湾ベビー市場や「アラウ.ベビー」の評価、ユーザーのクチコミを聞いてみた。

agapebaby



 
主に百貨店やショッピングモールなどにテナントを構え、台湾全域で23店舗を展開する「agapebaby」。ベビーカーやチャイルドシート、肌着やスキンケアアイテムなど高品質なブランドを多数取り扱っており、「アラウ.ベビー」の展開は2023年からスタート。

「当店が販売するスキンケアアイテムは『アラウ.ベビー』はじめ3ブランドを中心に置いています。台湾のパパママは、商品の成分にすごくこだわる傾向にあり、無添加・天然・すすぎの良さ・肌へのやさしさなどから、特に『アラウ.ベビー』の関心が高く、非常に人気です。台湾のベビー用品は白や青のパッケージカラーが多いので、『アラウ.ベビー』のピンクカラーはインパクトも大きく、多くのパパママが知っていますね」。(agapebaby店長のスウ・ファン・イー氏)

MamaHOW!(媽媽好線上購物)



台湾全域で14店舗を展開。主にロードサイド店舗形式の展開。全店舗に「アラウ.ベビー」を導入しており、2022年の店舗導入から着実にセールスを拡大させているとのこと。
 

Baby REPUBLIC(寶寶共和国)


台湾全域で3店舗を展開。1店舗自体がかなり広く、大型商材から消費系小物まで幅広く取り扱うベビー用品の大型専門店。「アラウ.ベビー」は2022年初頭から取り扱いをスタートさせている。取材で訪れたときは、店舗入口に特設ポップアップスペースが設けられ、多くの来店者の注目を集めていた。

「台湾のパパママたちが抱く日本ブランドへの信頼度はすごく高いです。どの商品でも原産地や工場の場所にこだわる傾向にありますね。『アラウ.ベビー』は日本ブランドとしての認知度もあり、無添加・天然成分など、とにかく”安心”を付与してくれると、高い人気を誇ります。私も小さな子どもをもつママですが、実際に『洗たくせっけん』は使っていて、手に優しく、すすぎが良いから、そのまま店舗での導入も決断しました(笑)。ママたちからも『香りがいい』『皮膚にやさしい』とすごく好評で、おかげさまで年々売上も好調です。今後も多くのパパママに知ってもらいたいと考えています」。(Baby REPUBLIC店長のリン・チー・ジェン氏)

 

Baby REPUBLIC店長のリン・チー・ジェン氏

 

サラヤが描く「アラウ.ベビー」の
今後のアジア戦略とは?

 

 
距離的にも文化的にも日本とは近い特性を持つ台湾において、日本製品は街中にも多々見かけるが、ベビー用品も”日本ブランド”への信頼は大きく、各ショップでの展開どおり「アラウ.ベビー」のやさしさや品質へのこだわりが広く認められているということだろう。台湾における展開状況に関して、サラヤ上海・香港・台湾の総経理 稲津 貴文氏にも話を伺ってみた。


サラヤ上海・香港・台湾の総経理 稲津 貴文氏(左)、サラヤ台湾 部長 チェリー・フー氏(右)

「アジア圏全体でも『アラウ.ベビー』の認知度は年々向上しており、当社がずっと発信している、”無添加”、”やさしさ”へのこだわりが世界中で認められていると感じています。現在、上海と香港と台湾の販売に携わっており、台湾での展開は一番後発になるのですが、上海や香港に比べ、台湾での認知度拡大とセールスのスピード感は他の2エリアよりも早く、今後も台湾での展開を強化していく予定です(稲津氏)。

今回の台湾取材を通して感じたのは、日本ブランドへの絶大な信頼度。特に生産地や成分へのこだわりは非常に強く、その意識は日本のパパ・ママと同じ。赤ちゃんへの想いは世界共通なのだ。これからも世界各地で、無添加にこだわった”本当のやさしさ”を提案してくれる「アラウ.ベビー」の展開に注目していきたい。
 

赤ちゃんの肌を守る!無添加スキンケアの
「アラウ.ベビー」ラインナップ

①泡全身ソープ すべすべ

step 1 やさしく洗う
デリケートな赤ちゃんの肌。
ボディソープは状態に合わせて選ぼう。

敏感な肌を守るために、「泡全身ソープ」は状態に合わせてセレクトを。きめ細かい泡がクッションとなり、摩擦や刺激を軽減し、汚れを浮かせて取り除いてくれる。頭から足先まで全身がこれ1本で洗える。

<ふつう肌に>

アラウ.ベビー 泡全身ソープ すべすべ
本体 450mL/詰替 400mL 800mL
肌のべたつきが気になる、大きな肌トラブルのない“ふつう肌”の時の赤ちゃんに。洗う時はたっぷりの泡を手にとり、泡をくるくる転がすようにしてやさしく洗おう。
 

②ミルキーローション

step 2 うるおす
天然乳化成分配合。
やさしくうるおすローションを。

アラウ.ベビー ミルキーローション
本体300mL/詰替260mL
保湿には、すっと伸びて全身にすばやく塗りやすいローション型がおすすめ。ホホバ種子油など、赤ちゃんの皮脂に似た植物オイルを厳選配合。発酵技術から生まれた独自の天然乳化成分も配合し、植物の力でやさしくうるおす。
 

③洗たくせっけん

step 3 つつむ
汚れはおとして
なめらかな洗い上がりに。


アラウ.ベビー 洗たくせっけん
本体800mL/詰替720mL

100%植物生まれの洗浄成分配合で、合成洗剤に劣らない確かな洗浄力。しかも柔軟剤いらずで、なめらかな洗い上がり。嗅覚が鋭い赤ちゃんのために、洗濯中は天然ハーブの良い香りがするが、乾くと香りが残らないように配慮されている。

④ほにゅうびん洗い

洗浄力に優れた無添加せっけん

アラウ.ベビー 泡ほ乳びん食器洗い
本体 500mL|詰替 450mL

洗浄成分は100%植物性。合成界面活性剤はもちろん、合成香料、着色料、保存料は一切無添加。素早い泡切れを実現しているため、すすぎ時間も短く、忙しい授乳の合間にもささっと洗える点がポイントだ。
 

問い合わせ

サラヤ


取材・文/FQ JAPAN編集部

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