子どもはパパを見て育つ!今日から始めよう、健康でいるために守りたいルール6選
2024/05/22
健康は1日にしてならず。ここでは、健康を守るための習慣つくりのはじめ方を伝授する。ルールを知り、ロードマップをつくり、確実に実践していけば、自ずとココロもカラダも健やかな状態になっていくはずだ。
1. 忙しい毎日のなかで健康を保つためのルール
2. 健康的な行動を習慣化するためのロードマップ
忙しい毎日のなかで
健康を保つためのルール
今日の忙しい生活の中で、パパたちには仕事、家庭、そして自分自身の健康という三つの大きな責任がある。テクノロジーの進歩で生活は便利になったが逆に健康的な選択を後回しにしてしまうことも少なくはない。
ここでは、健康的な生活習慣を身に着けるヒントを紹介する。
①健康的な選択は教育の一環
子どもは親を見て育つ。短期的にはファストフードが便利かもしれないが、長期的には子どもに良くない影響を与えかねない。健康的な食事の選択をすることで、子どももその重要性を理解する第一歩となる。
②仕事と健康はどちらも大事
仕事で疲れて運動をサボってしまう日もあるだろう。しかし、そんな日こそ短い運動やストレッチ、健康的な食事の選択が大だ。小さな改善が積み重なり、健康的なライフスタイルにつながるのだ。
③変化を恐れない
新しいルーティンをはじめることには最初は抵抗があるが、“いつもと同じことをすれば、いつもと同じ結果しか得られない”という古い言葉が教えている。恐れずに新しいことに挑戦し、自分自身の成長を促そう。
④家族みんなで計画する
週末の家族運動や家族一緒に作る料理は、家族全体の健康習慣を形成する素晴らしい方法だ。これによって、子どもは健康が何であるかを肌で感じ、自らも健康的な選択をしやすくなる。
⑤継続は力なり
一度や二度の成功よりも、日常生活での継続的な努力が最も重要である。そのためにも、しっかりとした計画と、自分自身のライフスタイルに合った選択が必要だ。
⑥毎日の選択が未来をつくる
家庭全体で健康的な生活を目指すことで、子どもたちはその価値を理解し、健全な大人へと成長する。毎日の小さな選択が習慣をつくり、健康な未来をもたらす大きな一歩であると心に留めておこう。
健康的な行動を
習慣化するためのロードマップ
準備が全てにおいて鍵となる。数週間や1ヶ月のダイエットなら誰でもできるが、本当の成功は継続なしでは得られない。そのためにもやみくもに計画するのではなく、家庭環境や仕事、体重、健康状態など、自分の状態や置かれている環境を把握しておこう。
1 目的を明確化する
運動をはじめるにあたりまずは目的をしっかりと把握することが重要だ。メンタルヘルスの向上なのか、生活の質の改善なのか。ダイエットであれば、脂肪を落としたいのか、筋肉量を増やしたいのか。自分がなにを望み、なぜそれを望んでいるのか考えて目標を設定しよう。
2 状況を整理する
次に自分が置かれている状況を整理してみよう。育児や仕事の時間以外にどれくらいトレーニングに時間を費やせるのか。ジムへの入会を検討しているのであれば金銭面は問題ないか。怪我や病気など、健康状態に異常はないか。これらを考えることで、自分にあった適切な方法を見つけることができるだろう。
3 手段を考える
実践する前に、目標を達成するためにはどうすれば今のライフスタイルに運動を取り入れられるかを考えよう。例えば、長時間働いている場合、昼休みにジムに行って運動ができるか、あるいは出勤前に運動できるか。
怪我をしている場合は、どのようにコンディションを調整できるか。それらを言い訳にせず、自分が実践するための動機や理由を明確にしよう。
また、育児によって運動の時間を確保できないのであれば、子どもと一緒に運動できるメニューを考えたり、子どもが寝てからトレーニングできるかを考えるなど、現状のライフスタイルに無理なく取り入れる方法を探してみよう。
4 実践する
自分が何をしたいのかがわかったところで、計画を立てよう。目標を設定するときに、大きな夢や生涯における目標を掲げることは素晴らしいが、それを小さなステップに分解して実践するのがポイント。次の頭文字「SMART」を参考に考えてみよう。
例で挙げた目標はどちらも大きなもの。大きな目標を設定した場合に継続するのに苦労し、すぐに諦めてしまうのであれば、どこかにきちんと書き留めておいたり、誰かに自分の目標を話してみよう。より達成に向けてコミットでき、モチベーションも高まるだろう。
また、ポジティブな人と付き合い、サポートしてもらうのも大切だ。ネガティブな意見を持つ人たちとは一定の距離を置き、投げかけられたネガティブな言葉も糧にしていく気持ちで進もう。
そして、思い通りにいかなくても、失敗ではないと覚えておこう。うまくいかない最初の方法を見つけただけなのだから、次は違うやり方をすればいいだけ。今目標を全て達成しているかではなく、いつ達成するかということを考えよう。
ポジティブであり続け、改善し続けることは難しいかもしれないが、いずれきっとその価値を感じられる。ポジティブな考え方は、ポジティブな結果につながるのだ。
5 継続する
最初は頑張れていてもしばらくすると、ついつい甘いものを食べて罪悪感にさいなまれたり、諦める口実を探したりといったことも。それでもここたどり着くまですでに多くの努力をしてきたのだ、誘惑に負けないように踏ん張ってみよう。
時には失敗するともあるだろうが、1日や1週間程度ではそれほど大きな影響はない。ライフスタイルを変えるのは一朝一夕にできることではなく、継続的な努力が必要であることを忘れないように。
FQ JAPAN VOL.70より転載