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ひとり親・ワンオペ子育てで悩んだとき参考にしたい5つのヒント

協力的なパートナーがいても子育ては試練の連続。ましてやシングルファザー・マザーや、ワンオペにならざるを得ない環境で子育てするのはどれほど大変だろうか……。そんなひとり親もしくはワンオペ家庭のパパ・ママに役立つ5つのアドバイスを紹介する。

まずは自分の健康を第一優先で


飛行機で万一の事態が起こった時に、客室乗務員はまず先に自分の酸素マスクを装着してから他の乗客を助ける。子育ても同じで、まずは親が「自分の心のケア」を第一優先に考えよう。

自分の心のケアのためには毎日自分の時間を作ることがオススメ。子どもがまだ昼寝をしているなら、運動や読書などの自分時間のチャンスだ。食器洗いや洗濯は後回しにして、家事よりも自分の心の健康を優先するでOK。

誰かに相談する


悩みを黙ったまま一人で塞ぎこんでしまうのは危険だ。子育ての大変さから来るストレスを解放できる場所を見つけることが重要。自分の素直な気持ちを表に出すことに対して罪悪感を持つ必要はない、自分のパートナーや親友、両親、セラピストなど周りの人に相談してみよう。アシュリーも、毎週誰かと会話をするときは、その中で子育てについて相談するよう心がけているそう。

カフェインに注意!


コーヒーが大好きなパパ・ママは、睡眠がしっかり取れているかチェック。もし睡眠に不満があるのであれば、コーヒーを飲む回数を減らしてみよう。コーヒーに含まれるカフェインは覚醒作用があるため、摂取量を減らすことで睡眠の質の向上が期待できる。また、カフェインが原因でもたらされていた動揺感や不安感も軽減されるはずだ。

「ルーティン」を取り入れる

家庭の中で何かルーティンを作ることは、子どもに安心感を与えられる。例えば、夕食には一緒にテーブルを囲み、夜は子どもの宿題を手伝い、一緒に次の日のお弁当を作るなど、子どもとできるルーティンを作ってみよう。アシュリー自身も、娘と外出するときにいつも行うルーティンを守るようにしているため、外出中も娘は安心してくれるのだそう。

地域の教室・コミュニティ
で仲間を見つける


アートやダンスなど、自分が興味のある教室やコミュニティに参加して、同じような境遇のパパ・ママを探してみよう。人付き合いが苦手なら、まずおしゃべりな人の近くに座ってみるのがおすすめ。きっといつの間にか会話の中に溶け込めているはずだ。自分一人で子育てを頑張り過ぎて悩みを抱え込むより、新たな頼れる仲間を周りで見つけていこう。

教えてくれた人

アシュリー・ベルマ

育児系ポッドキャスト「Bizzimumzi」創設者。ひとりの母親として育児に励む傍ら「Bizzimumzi」を通して、子育ての楽しさと辛さの両方を共有できるコミュニティを開設。「最高の親」になれるよう、お互いに教育し合い、サポートし合える空間を目指す。


FQ JAPAN VOL.67(2023年夏号)より転載

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