テクノロジーで子育てのしやすい街へ!日本の子育てニュース3選
2023/03/25
国内の“子育て事情”をお届けするLOCAL DAD JOURNAL。今回は、子供が安心して暮らせる街づくりをしている加古川市、最先端の医療技術に触れるイベントを開催している神戸市、子育ての悩みをAIで回答する熊本県の取組みを紹介する。
「見守りカメラ」で子供達が
安心して暮らせるスマートシティへ!
兵庫県・加古川市
加古川市では小学校の通学路や学校周辺を中心に見守りカメラを設置し、通学時や外出時の子供の安全を確保することで、市民が安心して子育てができる街を目指している。
見守りカメラの設置により、犯罪※が大幅に減少しています。テクノロジーを手段として、市民のみなさんとともに、安心して子育てできる街を目指しています。
※刑法犯認知件数が設置前の平成29年と比較し、令和3年は約半分になっています。
親子で最先端の科学と
医療に触れるチャンス!
兵庫県・神戸市
神戸市では、小学生などを対象に最先端の医療技術に触れる一般公開イベントを医療産業都市で毎年開催。また、夏休みにはオンライン授業(動画)を通じて、難しい研究内容を身近に感じられるコンテンツを発信している。
子供たちが最先端の医療技術や研究内容に触れ、「なんか面白い」「こんな仕事してみたい」と思っていただけたら嬉しいです。イベントは毎年開催していますので、ぜひご参加ください。
子育ての相談は、いつでも、
だれでも、AIに「聞きなっせ」!
熊本県
熊本県では、子育て支援としてLINE公式アカウント「聞きなっせAIくまもと」を運用中。子育ての疑問や悩みを24時間365日AIが回答し、県内の子育て応援店や公共施設等を検索することもできる。
LINEの友だち登録をするだけで、24時間365日“AI”が子育てのお悩みを回答してくれます。質問いただいたデータは蓄積されていくので、みなさまの声を市町村の施策に役立て、より住みやすい街を目指していきます。
FQ JAPAN VOL.65(2022-23年冬号)より転載