家族史上最高のお出かけへ!カージャーナリストが選ぶ家族にも環境にも優しいクルマとは
2022/09/16
ガレージに停めてある姿を見るだけで、海や草原や家族の笑顔が心に浮かんでくるクルマがある。ちょっとタフで懐の大きなクルマなら、目的地はノーリミット。ガソリンと電気の力を効率よく使って走れる、SDGsに配慮したクルマを選ぶことで、思いっきり心を開放して楽しめる、家族史上最高の旅のスタートだ。
SDGsに配慮したクルマ
Jeep Renegade Limited 4xe
アメリカ軍の軍用車をルーツとして、1941年から本格的な四輪駆動SUVをつくり続けてきたジープ。その最小モデルとなるレネゲードは、現代的なセンスを内外装に取り入れ、市街地での乗りやすさと室内や荷室の使い勝手を両立させつつ、オフロード性能にも手を抜かない。さらに、未来に向けてジープがレネゲードに与えたのは、充電器で電気がチャージできるプラグインハイブリッドシステム。昨今、「クルマで旅したいけど、環境を汚してしまうのではないか」と引っかかるモヤモヤも吹き飛ばしてくれそうだ。
アップライトな視点で運転しやすく、助手席にはオフロード走行で揺れた際につかまるグリップがあるなど、タフなSUVらしさも。走行はハイブリッド、電気、電気セーブのモード切替が可能。
ワイルドなのに、どこかポップで子どもたちも喜びそうなインテリアは、後席にもカップホルダーがあったり、助手席の座面下が収納スペースになっていたりと、使い勝手も優秀。リチウムイオン電池は座席の下に搭載されており、室内空間も広く確保されている。
ジープらしい遊び心が散りばめられたレネゲードのデザイン。テールランプはアメリカ軍御用達の燃料運搬タンク「ジェリカン」のマークをモチーフにしている。
1.3Lターボエンジンとモーターのアシストが加わる走りは、とても気持ち良くパワフル。最低地上高が170〜210mm確保されているから、少しくらい凸凹な道も気にしなくていい。ダイヤルを回せば砂や泥、岩にも対応する頼もしい四駆性能がついている。リラックスの合間に、ちょっとドキドキ。そんな旅が家族の絆を深めてくれるはずだ。
DATA
ジープ・レネゲード リミテッド 4xe
¥5,500,000〜(税込)
サイズ:全長4255×全幅1805×全高1695mm
乗車定員:5人
問い合わせ:ジープフリーコール 0120-712-812
ADVISOR
まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。20年以上に及ぶ国内外の取材を通じ、数々のメディアでクルマ情報を発信。一児のママでもあり、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務める。
文:まるも亜希子
写真:松尾夏樹
FQ JAPAN VOL.63(2022年夏号)より転載