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「はじめてのおつかい」が海外で大人気?世界の子育てニュース3選

世界の“子育て事情”をお届けするWORLD DAD JOURNAL。今回は、子供の姓に関する法改正、Netflixで海外向けに配信が始まった「はじめてのおつかい」、ウクライナに連帯示すフランスの対策を紹介する。

メイン画像:©Shutterstock

ITALY
法改正で子供の姓は
両親どちらのものでも可能に


イタリアには、子供が生まれるとドアに子供の名前を書いたリボンをつける風習がある。 ©Adriana Iacob/ShutterStock

これまでイタリアでは、夫婦間に生まれた子供は原則として自動的に夫の姓を持つと決められていたが、この度4月27日に法が改正され、子供は父母のどちらの姓を持つことも可能となった。これによって子供は、両親間での協議の元、どちらか片方の姓を持つか、合意に基づく順序に並べて両方の姓を持つことになる。

この案件は、男女平等の原則、および子供の利益のために、2006年に裁判所が議会に変更を促して以来、長年にわたり議論されてきたもの。日本では夫婦別姓の議論がなされている状態だが、別姓が認められた暁には、子供の姓についても検討されることになるだろう。

文:田中美貴

UK
小学校へ送り迎え必須の海外で
「はじめてのおつかい」が人気

Netflixで2022年4月から配信が始まった『はじめてのおつかい(英題:Old Enough!)』が、海外で驚きを持って受け止められている。日本では小学生だけでの登下校は日常風景だが、例えば欧米では小学校卒業時点までは保護者による送り迎えが必須だ。イギリスの場合、12歳未満の子供を一人にさせて危険にさらした場合は法律に触れる場合がある上に、そもそも低年齢の子供だけで外出させることは治安面でも大きなリスクが伴う。

同番組は子供たちのかわいらしさに加えて、日本の安全さや社会・文化の違いについて紹介するきっかけになっている。

DATA

Netflix『はじめてのおつかい』:www.netflix.com/jp/title/81506279
文:守隨亨延

FRANCE
ウクライナに連帯示すフランス
パリ市内各所にケア施設を設置


パリ市内に掲げられたロシアに対する抗議の垂れ幕 ©Yukinobu Shuzui

ロシアの武力侵攻を受けているウクライナに対して、ヨーロッパの国々の多くが連帯を示している。フランスでは、例えばパリ市は市内の見本市会場スペースを難民向けに解放するなど救援所を設けており、特に市内中心部の7区にはファミリー向けのセンターを設置。遊具などを揃えて11歳までの子供たちのケアを担う。

また市内の一部医療機関にはフランスの健康保険の有無に限らず妊婦に対する相談窓口も作られている。現在フランス政府は、ウクライナからの難民に対して6ヶ月間の仮滞在を許可しており、最長で3年まで延長することができる。

DATA

Ville de Paris:www.paris.fr
文:守隨亨延


FQ JAPAN VOL.63(2022年夏号)より転載

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