『プロチチ』育児の名言集
2014/05/30
『プロチチ』シリーズには、父親はもちろん、夫婦で揃って噛み締めたい「育児の名言」が、随所に散りばめられている。ここでは、そんな名言の数々をピックアップしてご紹介する。
子育てのヒントが満載!
『プロチチ』は、夫婦の育児・名言集なのだ!!!
『プロチチ』シリーズには、父親はもちろん、夫婦で揃って噛み締めたい「育児の名言」が、随所に散りばめられている。ここでは、そんな名言の数々をピックアップしてご紹介する。
ちょっぴり風変わりな主人公の父親が、専業主夫(プロの父親)として、妻とともに育児に奮闘する姿を描いた『プロチチ』は、一見特殊なシチュエーションに見えるが、読めば読むほど笑える、泣ける、思わず頷いてしまう……いわゆる“育児あるある話”がぎっちり! しかも、いかに育児とは「夫婦で」行うものか、という本質もしっかりテーマに盛り込まれているので、軽い気持ちで読み始めても、最後には妙に真面目な顔で納得してしまう不思議な魅力がある。そして、作品中に散りばめられたさりげない台詞の中に、“父親&母親の飾らない本音”をズバリとついた名言も多いのだ。
(※本記事は、2014年4月1日に発売されたFQ JAPAN vol.30に掲載されたものを、再構成・掲載したものです)
FQ JAPAN的名言
「自分の子を
可愛いと思えます?」
自分でも見ないようにしている!?
心の奥底にある想いを、鋭く射抜く一言
「愛情とは突然湧いてくるものではない」。実際に感じているビギナーイクメンも多いのでは? (F Qの読者にはいないと思うが……)“自分は父親に向いてなんじゃないか”、なんて不安になったりする人も、一生懸命子供の世話をしているうちに気付くはず。「あー、これが愛情ってヤツなのか。俺って、やっぱり父親なんだなぁ」と。「父親の実感」を見事に凝縮した名言だ。
「困っています 助けてください」だついつい意地を張ってしまうが
素直に言えたらどんなにいいか……
間違っても自分が役立たずだと思われたくないし、もちろん自分でも認めたくない。だが育児においては、周りに助けてもらいながら、むしろゼロからのスタートを楽しむくらいの謙虚な心持ちで臨んだ方がうまくいく事も。「肩の力、抜きなよ……」と、やさしく背中を押してくれる名言である。
FQ JAPAN的名言
大人には「ただのわがまま」にしか見えないことでも
子ども本人には絶対譲れない理由があるのだ
「同じ人間」として接することの
大切さに気付くとき
子供だってれっきとした一人の人間で、今ある全身全霊で生きている。「面倒みなきゃ」「ちゃんとしなければ」と思うあまり、つい忘れがちなことを「忍耐」と結びつけて気付かせてくれる名言。この姿勢こそが、実は育児における「かけがえのない一瞬」を生んでくれる事も、実は多いのではないだろうか。