赤ちゃんの睡眠時間が2時間伸びる!? パパとママにも安らかな眠りを届ける不思議なパジャマ
2020/09/09
「夜泣きが大変。」そんなパパとママに朗報だ! ワーママの切なる願いから赤ちゃん用安眠パジャマが開発されたという。愛用者の調査では赤ちゃんの睡眠時間が2時間伸びた家庭も。一体どんなパジャマなのだろうか?
赤ちゃんの夜泣きが軽減!?
「生まれたばかりの赤ちゃんは、なぜ夜中にあんなに泣くの?」―――。理由は赤ちゃん特有の反射である「モロー反射」によるものだという。「モロー反射」とは急に手足をビクッと動かしてしまう反応のこと。
ママのお腹の中では羊水に包まれている赤ちゃんだが、外界に出ると包んでくれるものはない。そのため自分の動きにびっくりして目覚め、泣き出してしまう。
赤ちゃんの夜泣きで悩んでいるのはあなただけではない。アメリカで仕事をしながら子育てをするワーママ、シャーロットもわが子の夜泣きに悩むママだった。さまざまなおくるみや寝袋を試してみたが、夜泣きはなくならない。
そこで夫とともに研究した結果「モロー反射」によって赤ちゃんが目を覚ましてしまうことが分かった。そこから生まれたのが進化型おくるみパジャマ「スリーピングスター」だ。
一番はパパ、ママが楽チンできること!
「スリーピングスター」には、赤ちゃんの寝付きや夜泣きの改善だけでなく「お着替えがすぐ終わる」「洗濯してもすぐ乾く」など、パパママの育児が楽になる特長がある。
見た目は手足の先っぽが閉じたデザインで、赤ちゃんの手先足先まですっぽり包み込むゆったりしたヒトデのような形が可愛い。手足にはゆとりがあって赤ちゃんの動きを制限し過ぎない安心設計なので、寝返りやうつ伏せ時の顔上げなどの動きも妨げない。
「赤ちゃんがじっとしてくれなくて大変」な着替えもカンタン! 普通のおくるみのように複雑に折りたたむ必要はなく、ヒトデの形に合わせて手足を入れたらジッパーを上げるだけだ。ジッパーの先端を安全ポケットに収納すれば直接デリケートな肌やアゴにも触れない。
安全ポケットと手先のカバーで、赤ちゃんがジッパーを引っ張ったり、口に含んだりする危険性を軽減している。
親の悩みから生まれたアイディア
このパジャマの生みの親、シャーロットは他のパパやママたちの悩みも軽減すべく様々な試行錯誤を重ねた。最初は自ら生地を買ってスリーピングスターを縫った。徐々に口コミやメディアで評判が広がって、ブランド「Sleeping Baby」は全米に広まった。さらにはアメリカの人気テレビ番組「SHARK TANK」でも取り上げられることに。
「SHARK TANK」とは起業家たちが自分の事業を投資家にプレゼンし投資家はその可能性に応じた資金を投資してくれる番組だ。そこで「スリーピングスター」は、なんと2万ドル=2億円(!)もの資金を調達したのだ(※番組内では、英語名:Zipadee-Zipとして紹介されている)。
パパ、ママの目線で作られているから、手入れもカンタン。裏返して洗濯機に入れるだけ。生地が乾きやすいことも支持されている。素材は乾きやすいだけではなく、「動きを制限し過ぎずにしっかりのびる」ことと、安全性を考えて「伸びすぎない」ことをとことん研究したものとなっている。
赤ちゃんが着ていて気持ちが良いやわらなか肌触り。体温が高く汗をかきやすい赤ちゃんのことを考えて通気性もバッチリだ。厚すぎず、薄すぎない生地なのでオールシーズンに対応している。
このSleeping Baby、日本公式サイトも開設されたので、悩めるパパ、ママはぜひ一度チェックしてみてはどうだろうか。