「もっと育児に参加したい」と思うパパは約70%以上! 心の「働き方改革」も進めてみよう
2020/07/03
働き方改革が進む中での、コロナ禍によるテレワークの広がり。家庭で過ごす時間も増えて、家族との向き合い方を改めて模索しているパパも多いかもしれない。子供たちはパパに対してどんな気持ちを持っているのだろう? また、よき父親ではあるためにはどうすればよいのだろうか?
パパも子供も
「もっと一緒に過ごしたい!」
「ねるねるねるね」をはじめとする知育菓子(R)を販売するクライエフーズは、3歳から9歳までの子どもとその父親を対象に、「働き方改革による育児休暇取得の変化と父と子のコミュニケーションに関する意識調査」を実施した。調査では「子供とのコミュニケーションについて」の項目を設け、子供の気持ちも集約している。
パパたちにもっと育児に参加したいかを質問したところ、71.5%が「参加したい」と回答した。みんな気持ちは持っているけど忙しくてなかなか子供と一緒にいられない、という実態が伝わってくる。
子供の側はどうなのだろう。お父さんと今よりもっと一緒にいたいかを尋ねたところ、全体の88.8%が「もっと一緒にいたい」と回答した。パパ、子供ともにもっと一緒にいたいのにそうできない現実があると思うと、少し切ない。
心の「働き方改革」も進めよう
さらに、お父さんともっと一緒にしたいことを質問すると、最も多かった回答は「一緒に散歩や公園で遊ぶ」で、以下、「一緒に買い物へ出かける」、「一緒にスポーツをする」と続いた。グラフでわかるように、子供たちはもっといろいろなことを、パパと一緒に楽しみたいと思っているのだ。
また、「お父さんのようになりたいか」も尋ねている。約半数(49.5%)が「なりたい」と回答。ちなみにパパ側にも、「自身の父親のようになりたかったか」を訊いている。こちらは「なりたかった」が4割未満。時代を反映したものなのか、それとも人生経験を経ることで気持ちが変わるのだろうか。わが子が父親になっても、自分はわが子にとっての憧れの父でありたいものだ。
「お父さんのようになりたい」と回答した子どもにその理由を訊いている。最も多かった回答は「優しいから」で、以下「遊んでくれるから」「仕事を頑張っているから」と続いた。
「パパのようになりたい」と思われ続けるために必要なのは、幸せであること、そしてもっと幸せになろうと頑張っていることだろう。幸せでない人には誰も憧れない。あなたは今、どれくらい幸せだろうか。そう問い直すことは、自身の内なる「働き方改革」につながるかもしれない。
DATA
■調査概要
・調査方法:インターネット調査
・対象エリア:日本全国
・調査対象:3歳から9歳までの子どもとその父親 ※子どもの回答は父親が代理回答
・サンプル数:子どもと父親400組
・調査実施期間: 2020年3月12日(木)~3月16日(月)
・調査実施機関:株式会社ネオマーケティング
文:平井達也