はじめての育児でよくある失敗5選って? 先輩パパはこれらで後悔……。
2020/03/19
「親になる」という当初の興奮がひと段落すれば、生活は赤ちゃん中心になるだろう。その時、変えなければならないことの多さに圧倒されるかもしれない。育児における「ありがちな間違い」をあなたが犯さないようにリストアップしたので、役立ててほしい。
1. 赤ちゃんの爪を
大人用の爪切りで切ること
赤ちゃんの爪は薄くて鋭いため、簡単に割れてしまう。さらに赤ちゃんは長い爪を持って生まれてくるので、産後速やかに爪を切ってあげなければならない。しかし、爪切りを使うときは気を付けてほしい。
赤ちゃんの骨の構造は未発達なので、間違って赤ちゃんの指自体を切ってしまうことがあるからだ。新生児用の爪切りや、やすりを使うなどの方法がある。いずれにせよ、注意深く慎重にやらなければならない。
2. ベビーグッズの買い過ぎ
気持ちはよく分かる。あなたは興奮しているし、準備を万全にしておきたいからこそ、新しいベビーグッズを大量に買いそろえるのだろう。家族や友人も、おそらく無数のプレゼントを贈ってくれたかもしれない。
しかし、赤ちゃんのサイズの多様性や、その成長の早さを甘く見ない方がいい。成長が遅い赤ちゃんもいれば、驚くべき早さで成長する赤ちゃんもいる。最初はお金を節約して、赤ちゃんの成長を見つつグッズを揃えていくことをおすすめする。
3. 赤ちゃんが眠っている間の夜更かし
違和感を覚えるかもしれないが、赤ちゃんを寝かしつけた後は、あまり夜更かししない方がいい。「赤ちゃんが寝ている時は他の作業に取り組むチャンス」と考えるかもしれないが、親の疲労困憊に繋がりやすい。
赤ちゃんの睡眠は不安定なので、あなたが睡眠以外の活動で時間を浪費してしまうと、全く眠れないという事態に陥ることもしばしばある。
4. 赤ちゃんの泣き声に対する
不適切な反応
赤ちゃんが泣いているときは、たいていの場合、疲れているか空腹であるかのどちらかだ。しかし、時には病気や虫刺されなどの原因も疑おう。あるいはただ単に怒っているケースもある。
時が経てば、親は赤ちゃんの泣き方の種類によってその意図を察し、適切な対応ができるようになるものだ。何はともあれ、新米パパ・ママは、赤ちゃんが泣いている理由を食事や睡眠関連だと安直に決めつけないほうがいい。
5. 家をキレイに保とうと
頑張りすぎること
残念なことだが、赤ちゃんがいる家をキレイに保とうと頑張るのは、辛く苦しい無益な作業になる。もちろん掃除を完全に疎かにしていい理由にはならないが、ある程度大目に見るべきだ。
炊事・洗濯・掃除が絶え間なく必要になるなか、全てを完璧にこなすのは不可能だ。赤ちゃんが清潔でハッピーに見えるのなら、おそらくあなたはちゃんとやれていると思っていい。
最後に
育児に関する「よくある間違い」に注意を払えば、すぐにでも育児のプロになれるだろう。ストレスを感じすぎたり神経質になりすぎたりしないように注意しながら、出来るだけ落ち着いて物事に対処するようにしよう。
Text >> MICHAEL HIGGS (FQ UK)
FQ JAPAN VOL.54(2020年春号)より転載