自分の時間、欲しくない? 家事と育児で休めないパパ・ママへ贈る「手抜きのコツ」
2019/10/08
仕事や家事・育児に忙しい多くのパパ・ママは、自分の時間を確保できていない。どうすれば自由な時間が持てるのだろうか? ここでは、先輩パパ・ママからのアドバイスをまとめて紹介する。
家事に育児に忙しくて
ついイライラ
何事も全力投球で、その結果疲れてしまう……。家事も育児も完璧にこなしたい人は、特にこのような傾向があるのではないだろうか。
パーフェクトな状態を求めるばかりに、自分の時間を犠牲にしたり、ついイライラして子供をキツく叱ってしまう。子供のためを考えながら、結局は子供に当たってしまうのは本末転倒だ。しかしながら、それをわかっていても上手くいかないジレンマに悩まされるパパ・ママは多いだろう。
そこで今回は、写真アルバムが簡単に作れるアプリ『ALBUS(アルバス)』を運営するROLLCAKE株式会社が、0歳~11歳以上の子供を持つ先輩パパ・ママ232名に聞いた「子育て中の自分時間の作り方」について紹介。
家事・育児疲れに悩んでいるパパ・ママはぜひ参考にして欲しい。
先輩パパ・ママの実体験と
アドバイス
子育て中の自分時間は「1.2時間」しかない
アンケートではまず、「自分時間(自分のために使える時間)が欲しかったか(欲しいか)」を質問。すると、9割近くが「欲しかった(欲しい)」と回答。
続いて、子供が0~2歳時の自分時間(自分のために使える時間)を聞いたところ、半数以上が「1時間未満」という結果に。平均を算出すると、たったの「1.2時間」だった。
先輩パパ・ママの93.9%が「手抜き肯定派」
このように自分時間を作りにくいことから、子育てをする親が心身の健康を保つため「積極的に”手抜き”をした方が良いと思うか」を質問したところ、94.0%が「そう思う」と回答。子育てを経た先輩たちのほとんどが、「手抜き肯定派」であることがわかる。
また、先輩パパ・ママが自分時間を作るために実践したことは何かを聞いたところ、1位は「パートナーに子供の世話を任せる」(57.8%)、2位「子供を早く寝かしつける」(56.9%)、3位「両親に子供の世話を任せる」(26.7%)という結果に。
他にも、先輩パパ・ママからはこのようなアドバイスが多く見られた。
●家事なんて適当で大丈夫! 肩の力を抜いて少しずつサボってみて。
●誰かに頼る=ダメな親ではないので安心して。
●埃じゃ子供は死なないという言葉が励みに。掃除はほとんどしていない。
このように、先輩パパママたちも様々な経験をしてきている。
自分の時間を確保するためには、どこかで上手に手を抜くことが必要だ。掃除は毎日しなくてもいいし、ご飯もたまには外食に。それでも大変なら、家事代行やベビーシッターを活用してみよう。
外部サービスを利用するとコストはかかるが、無理をせず周りに頼ることで家族が幸せに暮らせるなら、十分な費用対効果だろう。
手抜き=悪ではない。
無理せず周りに頼る工夫を!
仕事や家事、育児までを全て完璧にこなすのは難しい。そしてそれは世の中の多くのパパ・ママが経験し、理解していることだ。
自分達だけで頑張りすぎず、両親や周りの人に助けてもらいながら、自由な時間を確保して欲しい。