最高峰モーターレースで初めての二人旅「父子F1観戦記」
2019/02/28
2018年10月5~7日、世界最高峰の4輪レース「Formula 1(F1)」の日本グランプリが、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。その魅力を探るべく、本誌記者が5歳の息子との「初めての父子旅」を兼ねて、体験取材してきた。
年に3日だけの特別な体験
親子で魅了された初めてのF1
5歳の息子と2人きり、泊まりがけで出かける父子旅は初めて。息子はとても楽しみにしていたようだ。ただし、動画で“予習”させた「F1レース観戦」よりも、「パパと旅行できること」への期待感が勝っているように見えた。
だが、実際にサーキットでレースを観戦すると息子も大興奮! その圧倒的な迫力と魅力に、一気に引き込まれていた。
サーキットの観客席には、赤ちゃんを含めた子供連れの姿が数多く見られた。中には「2歳からF1のファン」という、まさに根っからのF1フリークの子も! 子供たちは(息子も含め)みんな幼い顔を輝かせて、ドライバーへ声援を送っていた。鈴鹿の魅力の1つが、すぐ隣に、ゆうえんち「モートピア」が併設されているところだ。ずっとサーキットの観客席に座っていたら、子供は飽きてしまう。だがそんな時には、気晴らしに遊びに行くことができる。
モートピアは、モータースポーツを意識した自分で乗って「運転する楽しさ」を体感できる乗り物がたくさん。さっきサーキットで見たばかりの、F1ドライバーの気分になりきって遊べるのだ。0歳から搭乗可能な乗り物もあり、取材当日は多くの子供連れで賑わっていた。
鈴鹿サーキットは、レース好きな大人だけのものではない。家族みんなで楽しめるレジャースポットなのだ。また来年、成長した息子と訪れたい、そう感じながら、帰途についた。
大人も子供も夢中になれる!
F1&鈴鹿の楽しみ方
サーキット
3日間の来場者数が16万5000人となった今年のF1日本グランプリ。期間中はレースのほか、現役&レジェンドドライバーによるトークショーや、親子でのタイヤ交換体験など、ファン垂涎のイベントを連日開催。
今年チェッカーフラッグを受けたのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。今季9勝目を上げた。鈴鹿のF1観戦チケットは、子供なら全席3,000円とかなりお得! ファミリーシートや、モートピアに近い最終コーナー側のR席も人気だ。
レース前のピットガレージを見学できるキッズピットウォークや、憧れのドライバーとのサイン会など、大人も気分がアガるイベントが盛りだくさんだ。
モートピア
隣接のゆうえんちモートピアは、子供が自分で操縦できる乗り物が豊富。子供のチャレンジ精神をくすぐる2輪、4輪アトラクションで、F1ドライバーになりきる子供続出!
レーシングドライバー体験ができるアクティビティが揃うアトラクション。レースに勝つために必要な判断力や動体視力などを試すことができる。
エコメーターを見ながらアクセルを調節し、400m完走を目指す。家族で協力することで盛り上がれる乗り物だ。2歳~。「鈴鹿は遊園地が近くて子供連れにおすすめ。泊まりがけで行けば、レースを最後までゆっくり見られます」と語る齊間さんファミリー。
プッチタウンの運転教習所で、交通ルールやマナーをお勉強。ポイントでゴールド免許やプラチナ免許をゲット! 0歳~。F1好きファミリーさん親子。
新アトラクション&ホテルも充実!
鈴鹿サーキットホテル
ローベッドや角のないテーブル、豊富なアメニティなどが揃ったファミリールーム完備。モータースポーツ仕様の内装のレーシングルームも大人気。無料託児所併設のレストランもあり。
新しい4つのバイクチャレンジが登場!
2019年3月に登場した、3歳から小学生まで挑戦できる4つのアトラクションが話題だ。モトクロスやレーシングバイクなど、バイク好きのパパやキッズはぜひ訪れたい。
DATA
鈴鹿サーキット
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
TEL:059-378-1111
定休日:不定
営業:10:00~17:00(季節・曜日によって異なる)
モートピア入場券:大人¥1,700、小学生¥800、幼児(3歳以上小学生未満)¥600
※入場券+乗り放題券は、大人¥4,300、小学生¥3,300、幼児¥2,100
HP:鈴鹿サーキット
FQ JAPAN DIGEST VOL.47より転載
Sponsored by 株式会社モビリティランド