ベッカム夫妻も実践! 夫婦円満の秘訣は「二人の時間を作る」こと
2018/10/24
自身のブランドを立ち上げ、イギリスで最も成功した企業家と評されるヴィクトリア・ベッカム。成功の背景には、夫・デビッドの育児家事や心身的なサポートがあった。結婚から何年経っても夫婦円満でいられる秘訣は、「二人の時間」を設けていることだという。
夫婦水入らずの時間を大切に
妻へのリスペクトとサポートを
W杯真最中の7月4日、デビッドとヴィクトリアのベッカム夫妻が結婚記念日を祝った。
1999年の7月4日にアイルランドの城で挙式した2人は、19年経った今もおしどり夫婦として有名。結婚前に生まれた長男ブルックリンをはじめ、ロメオ、クルーズ、そして念願の娘ハーパーという4人の子宝に恵まれている。
19年経ってもアツアツぶりを見せつける2人の夫婦円満の秘訣は、デビッドがヴィクトリアと2人きりでお出かけするデートの時間をきちんと作っていることだと言えよう。日本では結婚して子供ができたら、2人で出かけたり、夫婦の時間を大切にしたりするという考えがなく、子育てに振り回される日々を送りがちだ。しかし、欧米では、親がハッピーだと、それが子供にも伝わるという考え。つまり、パパとママが不機嫌だと、子供にもそれが伝染し、子育てもうまくいかなくなるという考えだ。それゆえに、夫婦水入らずのデート時間を必ず設け、パパとママが共にハッピーを保てるようにしている。
また、妻をリスペクトし、彼女の仕事をきちんとサポートするのも大切な鍵だ。ELLE誌にデヴィッドが「ヴィクトリアは、僕がこれまで会ったことのある人の中でも一番の働き者の1人」と言うと、ヴィクトリアは「私が仕事をしている間、デビッドは子供達を博物館やディナーに連れて行くプランを、私がするのと同じようにしっかり立てておいてくれる。それこそが、夫婦として相手をサポートする証明と言えるわ。それが良いパートナー関係を作るのよ」とコメント。妻の仕事をリスペクトする夫は、自分もしっかり子育てに参画し、予定を立てて妻が安心して仕事ができる環境を作っているのだ。
ロマンティックと
サプライズも重要
そして、忘れてはならないのが、ロマンティックなところ。ヴィクトリアにゾッコンのデビッドは、彼女と出会ってからのラブレターや映画館のチケットを山のように取っておいてあるとか。
さらに、サプライズも重要だ。結婚の誓いを再び行った際、デビッドはヴィクトリアに内緒でこっそりドレスを選んで荷物に入れ、当時プレイしていたチームの本拠地マドリードから飛行機に乗った。片膝ついて再び結婚を申し込んだそうだ。こんなサプライズをもらった妻は、夫への愛情を更に深めること間違いなしだ。
忙しくても妻ヴィクトリアとの2人の時間をしっかり取り、妻への愛を公私ともに臆面もなくアピールするデビッド。気持ちは言葉と行動にしなければ伝わらない。言葉で聞くことにより、また、行動で示されることにより、信頼と愛は深まるのだ。
Text >> IZUMI HASEGAWA
FQ JAPAN VOL.48より転載