親子の絆も深まる! 子供に自転車の乗り方を教える5つのコツ
2018/06/22
子供に自転車の乗り方を教えたい、でもどうすれば? そう思ったことはないだろうか。効果的に教え、子供にとって高く困難な壁を乗り越えることで、親子の絆が深まることは間違いないだろう。今回は、少しでも自転車乗りが上達する5つのコツを紹介する。ぜひ参考にしてほしい。
ちょっとした工夫と
あきらめない勇気が秘訣
大人になってしまった我々は当たり前のように自転車に乗れる。しかし思い出してほしい。子供の頃、自転車に乗りたくて、何度も転んでケガをしたり、父に後ろを押してもらったり……そしてついに乗れた瞬間を!
今度はその感動をあなたが子供に伝える番だ。
ただし乗れない子供が自転車に乗るのは想像以上に難しい。これを可能にするのは、教える側、つまり父親であるあなたの両肩にかかっていると言っても過言ではない。そこで少しでも上達するようになる「子供が自転車に乗れる」虎の巻5ヶ条を紹介しよう。
ポイント1. 下り坂で特訓させるべし!
厄介なのはスタートの走り出しだ。補助輪を外したばかりの子供が「バランスをとる」「ペダルを漕ぐ」の2つを同時にできるだろうか? 答えはNOだ。それならまずはバランスをとることを覚えさせよう。緩やかな下り坂を荷台を掴みながら、ゆっくり進ませてみよう。子供は漕がなくてもOK。まず自転車は滑走で進むことを体感させよう。
ポイント2. ケガを恐れないケアすべし!
子供は必ず転ぶもの。だがそれも良し。「転ぶと痛い」をわからせるためにも転ぶのは必要なこと。失敗を経験するからこそ、ブレーキやハンドリングの重要性に気づくのだ。むしろ厄介なのは「痛いからもう乗らない」と子供が機嫌を損ねてしまうこと。芝生ややわらかい地面で練習し、プロテクターやヘルメットを被らせることは忘れずに。
ポイント3. 漕がずに蹴りながら進ませるべし!
最も大切なのはバランス感覚だ。補助輪を外したら、子供にこう教えよう。「ペダルを漕がずに、足で地面をプッシュして進むんだ」と。そして止まるときはブレーキではなく足で止めることも教えよう。その繰り返しで、まずはバランス感覚を身につける。最近では欧米でヒットした「ペダルレスバイク」が人気なので、早い段階からそれに乗るのも良し!
ポイント4. 親が後ろに乗ってみるべし!
自転車後部に荷台のようなスペースがあるなら、2人乗りをしてみることをオススメする。大人が足でプッシュして進み、ハンドルも操作。子供は乗っているだけ。ブレーキの使い方、タイミングなどを一緒に体験することで、子供は安心してブレーキの使い方を知るはずだ。
ポイント5. 親は進行方向斜め前で歩くべし!
スキーで言う「体を向けたら、その方向に自然と進む」理論だ。ある程度、乗れるようになったら自転車にのる子供の斜め前を歩き、呼びかけよう。足下を見ずに前を見て進めるようになれば、これで免許皆伝。
FQ JAPAN VOL.16より転載